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紫陽花の美しい季節になりました。今回は紫陽花を切花で楽しみたいという方必見!紫陽花のお花をおうちの中でも長く楽しむ秘訣と、その手順をお伝えします。

茎をなるべく斜めに水切りします。切り口の断面を広くすることで、水の通る道管の入口が増え、茎から紫陽花の花まで水が届きやすくなります。水の中で切るのは、茎の中に空気が入るのを防ぐためです。

紫陽花の茎には”ワタ”と呼ばれる白い繊維が詰まっています。ワタには道管が通っておらず、水の吸い上げを妨げるため、ハサミの先や爪楊枝などで取り除きます。その後はしばらく水に入れて休ませましょう。
※切花の場合はすでにこの1、2、の処理がなされた状態で売られていることが多いです。

紫陽花は花が大きいため普通の切花よりも水切れしやすい特徴があります。葉っぱから水が蒸発してしまうと、茎からたくさんの水を吸わなければなりません。水を吸うことに労力を使うと早く萎えてしまう原因にもなるため、必要のない葉っぱは全て切りましょう。

水が汚れて雑菌が増えてしまうと、枯れる原因のひとつになります。なるべく水は毎日とりかえて、清潔な水の状態を保つようにしましょう。
水をとりかえるタイミングなどで再び茎の水切りを行い、切り口を新しくします。少し面倒かもしれませんが、1、2、の処理を繰り返すことで水の吸い上げを良くすることができますよ。切花を購入された場合も、この処理を行うことで花が長持ちします。
さらに長く楽しむために…

茎が萎えてきたら、紫陽花の房の部分から大胆に短くカットしてみましょう。花へたっぷりと水を届けることができるので、花を最後まで長く楽しむことができます。房の部分にはワタがないので、水切り後はそのまま飾ってOKです。

房からカットした紫陽花のお花を水盤に浮かべて鑑賞するのも良いですね。
雨が続きなかなか外出ができないという梅雨シーズンにも、おうちの中で紫陽花を飾って楽しみましょう♪

GreenSnap編集部