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カポック(シェフレラ)は初心者でも育てやすく、日本でも人気が高い観葉植物の一つです。生育が旺盛で丈夫なため、ある程度生長したらかんたんに増やすことができます。
今回は、そんなカポックの挿し木について詳しく紹介します。挿し木の最適な時期や成功させるポイントなども紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
カポックは挿し木で増やすことができ、日陰でも育つので室内でも栽培しやすいです。挿し木は観葉植物の基本的な増やし方なので、初心者の方でも簡単に作業できます。
カポックを挿し木する際は、以下の物を準備しましょう。
カポックには普段使用している土とは異なり、挿し木用の土があります。挿し木する際は、挿し木用の土を準備してください。発根促進剤は必ず必要という訳ではありませんが、発根率を上げたい場合は切り口に発根促進剤を塗布することをおすすめします。
カポックの挿し木では、保水性があり清潔な土を使用しましょう。ホームセンターなどで手に入る挿し木用の土でもよいですが、自分でつくる場合は赤玉土(小粒)、鹿沼土(細粒)、バーミキュライトを配合するとよいです。
カポックの挿し木の適期は、5~9月頃です。なかでも6月は気温と湿度が安定し、挿し木が成功しやすい時期と言えます。
一方で、カポックにとって冬の時期は挿し木に向かないため、この時期の挿し木は避けるようにしましょう。
カポックの挿し木するために、元気な枝を選んで先端から10cmほどの長さでカットして、挿し穂にしましょう。
カポックの挿し木を成功させるためは、挿し木時期は必ず守りましょう。また、挿し木する際に余分な蒸発を予防するために2~3枚を除く葉以外は切り取り、大きい葉は半分にカットします。さりげないですが大切な作業の一つなので、ぜひ試してみましょう。
カポックを挿し木した後は、土が乾燥しないようにこまめに水やりをします。明るい日陰と湿気がある環境で管理し、順調であれば1~2週間ほどで発根します。長くても1ヶ月~1ヶ月半ほどで根ができます。カポックが発根したら、鉢上げしましょう。
カポックは土を使用した挿し木の増やし方が一般的ですが、水耕栽培でも増やすことができます。
水耕栽培は土を必要としないので、虫がつく心配もなく、水やりの手間も減らすことができ、おしゃれにも見えるため、シェフレラを室内で観葉植物として育てたいと考えている人におすすめです。
水栽培で挿し木する方法は、以下の通りです。
器の底に鉢底が隠れるくらい根腐れ防止剤を入れます。
株を入れたら、3分の2(冬は3〜5分の1)程度水道水を注ぎます。
水替えは1週間に一度程度行います。根腐れ防止剤を使用しない場合は2~3日に1回のペースで取り替えましょう。
なお、冬の間は水がなくなってから数日は水を与えなくても問題ありません。
シェフレラは乾燥を好む観葉植物であるため、常に湿っているという環境はあまり好ましくないので注意しましょう。
丸い葉が特徴的なカポックは、インテリアとして室内に飾るだけで雰囲気もガラリを変わります。カポックには風水効果も期待でき、リラックス効果もあるとされているので、寝室やリビングなどに飾って楽しみたいですね。また、室内に置くことで運気もアップすると言われているので、運気を上げたい方にもおすすめの観葉植物です。
カポックは初心者でも栽培しやすいので、興味があればぜひとも挿し木で増やしてみることをおすすめします!

GreenSnap編集部