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暑い夏の時期と言えば、甘いスイカが食べたくなりますよね。スイカは種類や品種によって家庭菜園でも栽培できるので、ご自宅のベランダなどで収穫すればいつでも新鮮なスイカが食べられます。スイカは収穫時期を見極めるのが難しい野菜でもあるので、収穫時期や方法などを知って、おいしいスイカを収穫してみたいですね。
ここでは、スイカの収穫時期から収穫の目安、収穫方法や収穫する際の注意点などについて紹介していきます!
夏野菜のスイカは、受粉してから約35~50日が最適な収穫時期と言えます。スイカを植え付けしてからは、85~90日前後が収穫時期です。
スイカには大玉、中玉そして小玉の3種類があり、収穫時期は種類や栽培する環境などによっても変わってきます。
スイカの収穫は見た目から判断することはなかなか難しいですが、見極めるポイントがあるのでいくつか紹介します。スイカの周りに生えている葉や巻きひげが枯れてきたようであれば、収穫のタイミングと考えてよいでしょう。葉や巻きひげの役目が終わった証拠なので、スイカの実が食べごろになっています。
また、古典的な方法ではスイカを叩いて音を確認することです。スイカを叩いて澄んだ音がすれば、収穫に最適な時期です。逆に、音が高いと収穫するのは早く、鈍いような音は熟し過ぎていると判断できます。すぐに聞き分けることは難しいかもしれませんが、何度か挑戦してみてもよいかもしれませんね。
スイカがソフトボールくらいの大きさになったら、実の柄の部分を上向きにして変形することを予防します。実がついてから約1か月後には、玉直しの作業を行います。玉直しとは今まで地面についていた箇所を表に向けて、太陽の光に当てる作業のことです。直射日光に当ててしまうと実が日焼けしてしまうため、一気に行わずに少しずつ回転させましょう。
小玉スイカの場合は空中栽培なので、玉直しする必要はありません。収穫する時は小玉スイカを手で支えた状態で、株から切り離してください。
スイカを収穫する前には玉直しを行いますが、実は太陽の光が均等に当たらないと風味などにも影響が出てきます。玉直しはスイカを栽培する上でも大切な作業の一つなので、乱暴にしないで丁寧に行いましょう。玉直しは1~2回ほどでも十分ですが、回数に制限はないため、何度行っても大丈夫です。
小玉スイカはネットなどを利用して空中栽培しますが、雨が強く降ったりすると小玉スイカが肥大化して割れてしまう可能性もあります。空中で栽培しているため少しの変化も実に影響を与えるため、収穫時期の時は実の様子をこまめに観察するとよいでしょう。
夏の時期になると、スーパーや市場などでは丸いスイカやカットされたスイカが売られていますね。スイカは冷やしすぎると甘みも徐々に損なわれるため、丸いスイカは風通しのよい冷暗所で保存します。スイカを食べる2~3時間ほど前に冷蔵庫に入れて冷やすことで、おいしく召し上がれます。
一方、カットしたスイカは切り口を空気に触れさせないようにラップしてから冷蔵庫の野菜室で保存してください。冷蔵庫に入れたら早めに召し上がりましょう。シャーベットなどにして食べたい場合は、冷凍保存してもよいです。
今回は、スイカの収穫時期や収穫の目安、そして収穫方法などについて紹介しました。スイカは種類や品種によって初心者の方でも栽培できますが、収穫時期は見た目だけでは分かりにくいこともあります。
ご自分でスイカを収穫される際は、今回紹介した収穫の目安や方法で収穫してみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部