warning
error
success
information
暑い夏の時期と言えば、甘いスイカが食べたくなりますよね。スイカは種類や品種によって家庭菜園でも栽培できるので、ご自宅のベランダなどで収穫すればいつでも新鮮なスイカが食べられます。
ここでは、スイカの収穫時期から収穫の目安、収穫方法や収穫する際の注意点などについて紹介していきます!スイカは収穫時期を見極めるのが難しいので、収穫時期や目安を知っておいしいスイカを収穫できるようになりましょう。
スイカの収穫時期は、受粉してから約35~50日ほどで、植え付けしてからは85~90日前後です。
スイカには大玉、中玉そして小玉の3種類があり、大まかに6〜9月に収穫ができますが、種類や栽培する地域などによって変わってきます。
スイカの収穫は見た目から判断することはなかなか難しいですが、いくつか見極めるポイントがあります。
ひとつは、スイカの周りに生えている葉や巻きひげが枯れてきたようであれば、収穫のタイミングと考えてよいでしょう。葉や巻きひげの役目が終わった証拠なので、スイカの実が食べごろになっています。
また、古典的な方法ではスイカを叩いて音を確認することです。スイカを叩いて澄んだ音がすれば、収穫に最適な時期です。逆に、音が高いと収穫するのは早く、鈍いような音は熟し過ぎていると判断できます。すぐに聞き分けることは難しいかもしれませんが、何度か挑戦してみてもよいかもしれませんね。
収穫するタイミングが遅れると、実が割れてしまうことがあるので注意してください。
栽培しているスイカが収穫タイミングだと思ったら、スイカの実から3〜5cmほどのところで、剪定ばさみやナイフでつるを切って収穫をします。つるを短く切りすぎると水分が蒸散しやすいので注意してください。
収穫後は、常温で2〜3日ほど追熟すると甘みが増します。
スイカを収穫する前、スイカがソフトボールくらいの大きさになったら、実の柄の部分を上向きにすることで変形を防ぎます。
次に、実がついてから約1か月後には、玉直しの作業を行います。玉直しとは今まで地面についていた箇所を表に向けて、太陽の光に当てる作業のことです。実は太陽の光が均等に当たらないと風味などにも影響が出てきます。ただし、直射日光に当ててしまうと実が日焼けしてしまうため、一気に行わずに少しずつ回転させましょう。
玉直しは1~2回ほどでも十分ですが、回数に制限はないため、何度行っても大丈夫です。玉直しはスイカを栽培する上でも大切な作業の一つなので、乱暴にしないで丁寧に行いましょう。
小玉スイカはネットなどを利用して空中栽培していれば、玉直しする必要はありません。雨が強く降ったりすると小玉スイカが肥大化して割れてしまうことがあります。空中で栽培しているため少しの変化も実に影響を与えるため、収穫時期の時は実の様子をこまめに観察するとよいでしょう。
スイカは冷やしすぎると甘みも徐々に損なわれるため、丸いスイカは風通しのよい冷暗所で保存します。スイカを食べる2~3時間ほど前に冷蔵庫に入れて冷やすことで、よりおいしく食べることができます。
一方で、カットしたスイカは切り口を空気に触れさせないようにラップしてから冷蔵庫の野菜室で保存し、早めに食べてしまいましょう。シャーベットなどにして食べたい場合は、冷凍保存してもよいです。
今回は、スイカの収穫時期や収穫の目安、そして収穫方法などについて紹介しました。スイカは種類や品種によって初心者の方でも栽培できますが、収穫時期は見た目だけでは分かりにくいこともあります。
ご自分でスイカを収穫される際は、今回紹介した収穫の目安や方法で収穫してみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部