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夏が旬のオクラは、星のような断面とねばねばした食感が子どもから大人まで人気のある野菜ですね。そうめんや冷奴などシンプルなレシピによく合うので、夏の食卓によく登場する食材ではないでしょうか。
オクラは低温や乾燥に弱いのであまり日持ちしません。冷蔵庫に入れておいたのに、気がついたら萎びてシワシワになっていたり、黒ずんでいたなんてことも多いのではないでしょうか。傷みやすい食材も、できれば無駄なく使い切りたいですよね。
今回はオクラを無駄なく使い切れる保存方法をご紹介します。
袋の口を縛りすぎると水分の逃げる場所がなくなり、蒸れて逆に痛んでしまうので軽く結んでおくのが大切です。こうすることで表面が黒ずんだりせず、きれいな状態のまま保存ができます。保存期間の目安は4日〜5日です。
オクラを長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。生のままでも、あらかじめ下茹でしてからでも冷凍できますが、生のまま冷凍すると食感が失われてしまうことがあります。食感を楽しみたい場合は下茹でしてから冷凍するのがおすすめです。保存期間の目安は1ヶ月です。
オクラを生のまま冷凍保存する場合も、下茹でを済ませてから冷凍保存する場合も下ごしらえを済ませておきましょう。下ごしらえの手順は以下の通りです。
下処理を済ませたオクラを密閉袋などに入れて冷凍しましょう。冷凍する前に下処理を済ませておくことで、料理に使う際に凍ったまま加熱できます。そうすることでオクラの食感を残したまま食べることができ、便利です。
オクラを電子レンジで加熱する場合は(600W)で40秒が目安です。加熱後、水気を取って冷凍用保存袋に入れて凍らせます。
茹でたオクラをカットしてから保存すると、使いたい分だけ袋から取り出してそのまま料理に使えるので便利です。すぐに自然解凍されるので、凍ったまま味付けをしても食べる頃には解凍されていますよ。
スープや炒め物など温かいレシピに使う場合も、凍ったまま料理に入れて使うことができます。
オクラの表面に黒い斑点が出来ても食べられますが、水分がなくなって萎びてきたら痛んできたサインです。変な匂いがしたり、表面にぬめりが出たり、断面や種が変色している場合は食べるのを控えましょう。
調理したオクラは1日〜2日ほどしか持ちません。調理すると日持ちしないので、食べ切れる量だけ使うようにしましょう。
オクラを干して、乾物にしてから保存することもできます。干すことにより旨みと栄養が凝縮します。オクラの下処理ができたら、縦半分に切って断面が上になるようにザルに並べ2〜3日ほど干します。
あとは、保存袋やビンなどの密閉容器に入れて冷蔵庫で1ヶ月ほど保存ができます。干したオクラを使うときは、水洗いした後にぬるま湯に入れて10分ほど置いて戻します。表面の水気を取ったあと、味噌汁、カレー、スープなどに使用するのがおすすめです。オクラは干して水分が飛んでも、ネバネバは残ります。
旬のオクラを普段の料理に取り入れて、ネバネバシャキシャキの食感を楽しんでくださいね。
GreenSnap編集部