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リトルミッシーは小さくふっくらとした葉が特徴の多肉植物です。葉が印象的な植物ですが花も咲くことがあります。
今回はリトルミッシーの育て方の基本について解説しています。肥料は必要なのか、水やりの頻度はどれくらいかまとめたので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
リトルミッシーの植え付けは3月から5月のあたたかい時期に行ってください。
鉢で育てている場合は、根が生長して植え替えが必要になることがあります。根がパンパンになってきた、土の表面に根が見えてきた場合は、植え替えのタイミングです。ひとまわり大きな鉢に変えてあげましょう。
植え替えの時期は4月から5月です。
リトルミッシーは水はけのよい土を好みます。市販のサボテン用の土や多肉植物用の土での栽培で問題ありません。
自分でブレンドする場合は、赤玉土3、鹿沼土2,軽石2、腐葉土3の割合で作るのがおすすめです。
リトルミッシーは日当たりのよい明るい場所が向いています。日陰だとヒョロヒョロ伸びて、葉が黄色くなることもあるため注意してください。花が咲かないこともあるため、なるべく明るい場所をお選びください。
夏は高温多湿な場所を避けて明るい日陰に移すことをおすすめします。
春と秋は土が乾いたことを確認してからたっぷりと水やりをしてください。リトルミッシーは多肉質なので常に湿った土で栽培をすると水分過多になり根腐れする危険性があります。
だいたい目安として10日に1回のタイミングで水やりをしましょう。
夏と秋は活動をほとんどしなくなります。この時期は水やりは控えめにしてください。土が乾いていたら表面が軽く湿る程度で問題ありません。
リトルミッシーは基本的に肥料を必要としません。リトルミッシーをはじめ多肉植物は水分や栄養分をため込む性質があるため、特に肥料を必要としないのです。
ただし、株全体が元気なく見えるときは緩効性化成肥料や液肥を少なめに与えましょう。
リトルミッシーの葉が枯れていたら早めに取り除いてください。
リトルミッシーは高温多湿を嫌うため、株が全体的に混み入ってきたら不要な枝をカットしましょう。傷んだ枝や、伸びすぎている枝などが剪定の対象です。
リトルミッシーは株分け、挿し芽で増やすことができます。
植え替えする際は株を2つに分けて増やすとよいでしょう。株を分ける際は、古い土をよく落として傷んだ根や腐った根があれば取り除いてください。
剪定で出た枝を利用して増やすこともできます。その方法が挿し芽です。5cmほどの枝を用意して、挿し芽用の土に挿しておくとうまくいけば根が出てきます。
根が安定するまでは明るい日陰で管理をして、その後鉢上げをしてください。
リトルミッシーは病気に強いですが、さび病や黒星病、軟腐病になることがあります。
葉にさびのようなものがついていたらさび病を疑いましょう。葉に黒い斑点が出ていたら黒星病の可能性があります。
軟腐病でリトルミッシーの下葉が腐ることがあるため、なるべく下葉は早めに取り除いて通気性をよくするために剪定をしましょう。
基本的に病気の症状が見つかれば、その部分を取り除くことをおすすめします。
害虫はカイガラムシに気を付けましょう。カイガラムシは白い見た目をしています。薬剤が効きにくいため見つけ次第ブラシやテープで取りましょう。
カイガラムシは高温期や乾燥期に繁殖しやすいため注意してください。
リトルミッシーのみの花言葉はありませんが、クラッスラの花言葉を紹介します。
花言葉は「富」、「幸運を招く」、「一攫千金」、「不老長寿」です。
リトルミッシーは葉のフチに斑が入っていてとても愛らしい見た目をしています。プニプニとした多肉質の葉もかわいらしく人気です。
葉がよく密集しているのでこんもりとした見た目をしていて寄せ植えにも向いています。うまくいけば美しい花も観察できるのでぜひお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部