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秋の季節の花といえば、彼岸花を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。独特の雰囲気がある彼岸花ですが、色鮮やかな花姿は実はとても綺麗です。彼岸花は赤い花色のイメージがありますが、白色や紫色などの彼岸花もあります。
今回は、彼岸花の名所12選について詳しくご紹介していきます。
彼岸花は中国や日本が原産で、ヒガンバナ科ヒガンバナ属に分類される多年草植物です。彼岸花の名前の意味はいくつかあるようですが、その一つが毎年秋のお彼岸の時期に花が咲くことだと言われています。彼岸花の別名は、「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」や「毒花(どくばな)」などとも呼ばれています。
彼岸花は花が咲いた後に葉を付ける植物で、他の植物と生長方法が異なります。彼岸花の球根部分には毒があるため、土の中にいる虫や小動物は近寄らないようです。ただし、水はけが悪い状態が続くと軟腐病という病気にかかってしまう場合があるので、風通しの良い場所で管理するよう心がけましょう。
彼岸花の見ごろは7月~10月頃で、赤色や白色、そして黄色などの花を咲かせます。開花する期間は、約1週間程度です。
「東国花の寺百ヶ寺」にも選ばれた常楽寺。約50メートルある参道の両脇を赤々とした彼岸花が埋め尽くします。近くではソバも栽培されており、タイミングが良ければソバの白い花と彼岸花の赤い花のコントラストを楽しめます。駐車場無料。
GreenSnapにアップされている彼岸花の名所画像でダントツに多かったのが巾着田(きんちゃくだ)です。巾着田という名前は日高市内を流れる高麗川(こまがわ)の蛇行により、長い年月をかけて作られた土地の形が巾着に似ていることに由来します。直径約500メートル、面積約22haの平地にはさまざまな花が咲きますが、特に秋の曼珠沙華(彼岸花)群生地は見ものです。駐車場有料。
国営昭和記念公園では、約2万株の彼岸花が咲き誇ります。毎年9月中旬~下旬頃に見頃を迎え、園内のふれあい橋やこもれびの家前などでは赤色の彼岸花が咲いています。国営昭和記念公園の敷地面積は東京ドームの約40倍と広大なので、事前に彼岸花が咲いているスポットを確認してから訪れると良いでしょう。
祖光院は千葉県を代表する彼岸花の名所であり、秋の時期になると境内の雑木林の辺りに約30万株の赤色やクリーム色などの彼岸花が咲いて、訪れる人々を楽しませてくれます。一面に咲く彼岸花畑は、とても綺麗です!祖光院では、1993年より松戸市の石川園と共同で彼岸花を栽培しています。
琵琶湖を背景に春はハマダイコン、秋は彼岸花が群生します。しかし2018年09月の台風21号の影響により、桂浜園地の彼岸花群生地では多数の倒木が発生しました。立ち入りが困難な個所があるため、十分にご注意くださいとのことです。路肩駐車により混み合うため平日の見学がおすすめです。
万博記念公園は大阪の彼岸花の名所で知られ、園内ではでは自然文化園のもみじ川下流や森の舞台周辺、日本庭園の竹林や花しょうぶ田辺りなどに彼岸花が咲いています。
1441年に開基した円照寺は、花のお寺として有名です。彼岸花と言えば赤色をイメージしますが、円照寺では赤色だけでなく紫色や白色、ピンク色や黄色の5色の彼岸花が咲いて綺麗な景色が楽しめます。
彼岸花の里では、穴太寺周辺や千歳車塚古墳付近などで彼岸花が群生し、田園風景の中に色鮮やかな彼岸花が実に見事です。彼岸花の里に訪れた際は、穴太寺や千歳車塚古墳も観光してみてはいかがでしょうか。
「ごんぎつね」の作者で知られる新美南吉の出身地。市内を流れる半田川沿い約1.5キロメートルに渡って植えられた、約300万本の彼岸花の絨毯(じゅうたん)は幻想的な光景を演出します。駐車場の有無は不明ですが、車でアクセスできるとのことなので周辺に駐車できる可能性があります。
棚田を縁取る彼岸花により、緑と赤のコントラストが美しい光景が見られる「つづら棚田」。棚田のあぜ道も散歩できます。景観保全のため、車1台につき500円程度の棚田協力金が必要です。美しい景観を守り楽しめるのなら、決して高くはない金額ですね。
羽黒山公園の彼岸花は、東北地方でも有名な観光名所で知られています。一面赤色に染まった彼岸花畑をなんと無料で見ることができるのも魅力の一つです。春の時期には桜、秋には彼岸花が咲くので、多くの観光客が訪れます。
嶺岳寺の境内では、毎年9月中旬頃になると約3万株の彼岸花が見ごろを迎えます。美しい彼岸花の絨毯が広がり、SNS映えすること間違いなしです!周辺には神社などもあるので、車でドライブしながら観光するのも楽しそうです。
今回は、全国の彼岸花の名所12選を中心にご紹介してきました。どの名所も彼岸花が美しく咲いているので、どこに行こうか迷ってしまいそうですね。色鮮やかな彼岸花はSNS映えするので、カメラが好きな方は彼岸花の名所で撮影されると素敵な写真が撮れそうです。
秋の時期には、ぜひとも彼岸花の絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部