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ハーブとして知られるローズマリーは花を咲かせますが、今年は花が咲かないなと感じている方もいると思います。花を咲かさないのには理由があるはずです。
今回はローズマリーの花が咲かない原因について解説しています。どうすれば花が咲くかも記載したのでご参照ください。
ローズマリーは種類によって花期は異なりますが、だいたい11月から5月で、涼しい時期に開花するローズマリーが多いです。ローズマリーの種類によっては夏開花することもあります。
5月までに咲かないからといって諦めずに様子を見てください。
ローズマリーは剪定が必要な植物です。剪定をしないと株が大きくなりすぎて、あちこちに栄養を行き渡らせなければいけません。さらに株が大きくなることでエネルギーも消費します。花の開花にも体力を消費するため、ローズマリーが開花を諦めてしまうこともあります。
ローズマリーを開花させるには、必要な箇所に必要な分の養分が行き渡るように剪定をする必要があります。しかし、剪定をしすぎても株が弱り花が咲かないことがあるため、適度な剪定が必要です。
ローズマリーは日当たりのよい場所を好みます。日当たりが悪い場所で育てているとヒョロヒョロしてくることがあります。そのまま栽培していても枯れずに育つこともありますが、花が咲かなくなる可能性が高いので日当たりには気をつけましょう。
鉢植えで栽培をしている場合は、明るい場所に移動させてください。
地植えでローズマリーを育てている場合は、日陰となるものがあればそれを移動させるか、剪定をして株が元気になるように工夫をしましょう。
ローズマリーは肥料を与えなくても育つ植物といわれています。
せっかく育てるならしっかりと肥料を与えたいという方も多いかもしれませんが、土のなかにも養分はしっかりあるのでそれだけでも十分に育ちます。むしろ肥料を与えすぎることで葉が増えるばかりで、花が咲かなくなります。
ローズマリーは乾燥気味の土壌を好む植物です。水を与えすぎると株が弱ることがあるため、水の与えすぎには注意をしましょう。土がしっかりと乾いたことを確認してから水やりをします。
夏の高温期でも土が乾いてから与えてください。気温が高い時期は夕方や早朝の水やりをおすすめします。冬は水やり頻度を落として、土が乾いたことを確認した数日後に与えるとよいでしょう。
剪定をすることがローズマリーの花を咲かせるポイントになりますが、剪定はいつでもしていいわけではありません。ローズマリーの剪定に適した時期は4月から6月です。気温がおだやかな時期に剪定をしましょう。
ハサミを入れることでローズマリーに刺激となり花をつけるようになります。このとき、新しい枝を剪定してしまうと花がつかなくなるため気をつけましょう。新しい枝は残すと覚えてください。
ローズマリーは若すぎても花は咲きません。購入したばかりの幼苗であれば花は咲かないため、そのまま育ててあげましょう。
生長した株で花を咲かせない場合は、剪定が大きく関係しているかもしれないので剪定を見直してみてください。
剪定を上手にしてぜひローズマリーのきれいな花を楽しみましょう。
GreenSnap編集部