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中華や日本料理などで使われる小松菜は冬の時期が旬の野菜で、温暖な気候でよく育つので春先から秋にかけて種まきができます。野菜なので畑などで育てられることが多いですが、じつは水耕栽培でも育てられることをご存じでしょうか。
小松菜は水耕栽培で簡単に育つので、水耕栽培の方法や育てる時のポイント、注意点などを中心に詳しく紹介していきます。
小松菜は畑やプランターなどで育てるイメージがありますが、土を使わずに水耕栽培でも育てることができます。
気温は約20~30℃の環境でよく育つため室内でも栽培することができ、種まきから25~30日程度で収穫できるので家庭菜園初心者の方でも安心して栽培できますね。
小松菜の水耕栽培はスポンジやペットボトルなどを道具として使えるので、お財布にも優しく気軽に始められます。
小松菜の水耕栽培には、以下の道具を準備しましょう。
つまようじは小松菜の小さな種をスポンジの上に並べる時に使うので、あると作業しやすいです。水はペットボトルなどの容器に入れて用意しておきましょう。
ペットボトルを使って小松菜を水耕栽培する際は、双葉が出た後の水やりは根の部分に付く程度を目安に水を与えましょう。小松菜は水耕栽培に適している野菜といわれ、根からどんどん水を吸収するので水やりは定期的に行ってください。
また、水耕栽培ではペットボトルなどの容器の水は丸ごと取り替え、減った分だけ水を与えるのではなく古い水も一緒に取り替えることがポイントです。
小松菜は野菜の中でも発芽率が高いですが、約20~30℃が生育気温なので寒い環境では上手く育ちません。小松菜の水耕栽培はベランダなどでも行えますが、冬の時期に小松菜を育てる場合は暖かい室内で育てるようにしましょう。
野菜は日当たりのいい場所で育てることで光合成ができるため、室内では1日3時間以上日が当たる窓際などに置いて育てることをおすすめします。
小松菜の水耕栽培では定期的に水やりしますが、水を与え過ぎると根腐れしてしまう場合があるため、根の1/3程度は水に浸さないようにしましょう。ただし、水を与えなさすぎることも問題なので、水の量を確認しながら水やりをすることがポイントといえます。
ペットボトルの場合は容器が透明なので、水の量も分かりやすく容易に調整できますね。スポンジで水耕栽培する場合も、透明のトレーなどを使うと便利です。
水耕栽培ではスポンジを使用しますが、新しいスポンジは硬いのでそのままだと根が十分に育たなくなることがあります。
スポンジだけで小松菜を水耕栽培する場合は、種を撒く前にスポンジに沢山水を吸収させてください。そうすることでスポンジ全体が柔らかくなり、根が張りやすくなるでしょう。
小松菜は炒め物やサラダなどでおいしく食べることができ、カルシウムなどを多く含んでいて栄養価が高い緑黄色野菜です。小松菜を水耕栽培で育てるのは少し意外かもしれませんが、スポンジやペットボトルなど身近な道具で代用できるので、初心者の方でも挑戦しやすいですね。
暖かい室内であれば1年中育てることができるので、ご興味があれば小松菜を水耕栽培で育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部