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コケモモはリンゴンベリーとしても知られています。自宅で育てれば果実を収穫してジュースやジャムに楽しむこともできる植物です。
このページではコケモモの育て方や花言葉についてまとめています。これからコケモモを栽培したい方や現在栽培中の方はぜひご参照ください。
コケモモの植え付けは2〜3月が適しています。ただし、高温多湿に弱いので、暖地では鉢植えにして、季節によって栽培場所を変えながら育てるのがおすすめです。
コケモモは酸性土壌を好み、アルカリ性土壌では育たないため地植えする場合は土のpH値を確認して、植え土にピートモスや鹿沼土を混ぜておきましょう。
鉢植えでコケモモを栽培をする場合は、園芸店などで売られている市販のブルーベリー専用培養土を使用するのがおすすめです。
コケモモは基本的に風通しと日当たりのよい場所で育てます。
冷涼な気候を好むので、夏の直射日光や西日を避け、コケモモを地植えする場合は遮光ネットで光を和らげましょう。
鉢植えのコケモモの水やりは、土の表面が乾いてたら鉢底から水がでるほどたっぷり水やりをします。夏場の水やりは昼間の気温が高い時期を避け、朝や夕方に行いましょう。
コケモモは水分過多を嫌います。水やりのし過ぎは株が弱ることもあるため、必ず土が乾燥してから水を与えるようにしてください。
地植えの場合はとくに水やりは必要ありません。ただし夏場で日照りが続く場合は水やりをしてください。
コケモモはあまり肥料を必要としません。春と秋に緩効性肥料を与えるとよいです。
コケモモは特に病気の心配をする必要はありません。害虫はカイガラムシ、コガネムシの被害に遭うことがあります。カイガラムシは白い虫でコケモモを吸汁します。見つけ次第ブラシやテープなどで落としましょう。
コガネムシは葉を食害するため、葉の裏側などにいないかこまめにチェックしてください。
鉢植えで育てているコケモモの植え替えは2〜3月が適しています。根が盛り上がっていたり、水分の吸収が悪くなってきり、根詰まりを感じたらひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。
コケモモは9〜10月に実をつけます。また、実が真っ赤に熟したら収穫できます。
コケモモは自然と樹形が整う植物です。とくに剪定をする必要はありませんが、枝が横に広がってきた場合は剪定をしてください。このとき不要な枝、傷んでいる枝などを見つけてハサミでカットしてください。
葉が生い茂ってきて通気性が悪くなっている場合も剪定をおすすめします。
コケモモは株分けで増やすことができます。植え替え時と一緒に行いましょう。
一度鉢からだして土を落とし、傷んだ根や古い根があれば取り除いてください。ナイフなどを使って株を2つにわけて増やしましょう。株分け後は水をよく与えて、直射日光が当たりすぎない場所で管理をしてください。
コケモモの花言葉は「くじけない」、「不誠実」、「反抗心」、「不実」、「背信」、「幼い心」です。
耐寒性がとてもある植物で、-40℃まで耐えられます。このことから「くじけない」という花言葉になったのでしょう。
コケモモの果実は食用にすることができます。砂糖を使って煮詰めるとコケモモのジャムが作れます。パンに使用するのもよいですが、紅茶の甘味に使用したり、炭酸で割ってジュースにするのもおすすめです。
あまり手間のかからない植物なので、お庭にお迎えして果実を楽しみませんか。
GreenSnap編集部