warning
error
success
information
山で見かけるリンドウは国内では複数の種類が自生しています。このページではリンドウの種類について解説しています。どんな色、どんな大きさのリンドウがあるのか気になりますよね。
これからリンドウを栽培したい方はぜひご参照ください。
リンドウはリンドウ科・リンドウ属の植物で9月から11月が花期です。花期は品種によって異なります。花の色は青紫や白で晴れた日のみ開花し、上向きに開花させる花が特徴です。リンドウは高山に咲くものが多いのも特徴と言えます。
日本には約20種類のリンドウが自生しています。
白寿リンドウは、青紫と白のツートンカラーが美しいリンドウです。変わり種のリンドウが欲しい方はこちらがよいでしょう。ストライプのように見えるのが特徴で、切り花にしても美しいリンドウと言えます。
よく見ると花の内側には小さな斑点があります。
オヤマリンドウは、高山に自生するリンドウで濃い紫色をしています。オヤマリンドウの花の大きさは2cmから3cmで花期は7月から9月です。花弁はクシュっとしていてフリルのように見えます。
チャボリンドウは高山に生える多年草のリンドウです。漏斗状のベル型の花を5月から7月に開花させます。花の色は濃い青で内部には斑があるのが特徴です。
花の大きさは5cmと大きく、さらに色が濃いことからもリンドウのなかでは派手な印象があります。
トウヤクリンドウも高山に自生する植物で筒状の花を咲かせます。一般的なリンドウは青紫ですが、トウヤクリンドウは薄黄色や黄緑色をしています。花の色が他のリンドウと違うのが特徴です。変わったリンドウを栽培したい方はトウヤクリンドウがよいでしょう。
茎や葉と同じような花弁の色をしていますが、透き通るような色で地味ではありません。
花筒には斑点があり、花の大きさは3cmで7月から9月に花を咲かせます。草丈は10cmから25cmです。
ゲンチアナは漢方でも使用されることのある植物で、青や黄色の花を咲かせます。ヨーロッパの高地に自生していて、大きく育たないため育てやすい品種です。
トウリンドウはシベリア、中国、朝鮮半島を原産地とする植物で、花弁が横に完全に開かないのが特徴です。そのためトウリンドウは開花しているのにツボミに見えることもあります。
トウリンドウの花の色は青紫から赤紫で、花の大きさは4cmから6cm、9月から11月に開花します。こちらは漢方としても利用されるリンドウです。
フデリンドウは小さな花が特徴のリンドウで、花のサイズは1.2cmから3cmです。花の色は青紫で4月から6月に開花します。他のリンドウよりもサイズが小さく華奢な印象があります。
エゾリンドウは日本原産のリンドウで北海道だけでなく本州にも分布します。山地の湿地帯に生えるリンドウで草丈は30cmから100cmほどです。花期は9月から10月で花付きがよい品種です。
花の大きさは4cmから5cmで淡い青紫の花が特徴的です。
ミヤマリンドウも高山に自生するリンドウで花の大きさは1.5cmから2cmほどのサイズです。ベル状の青紫の花を7月から9月に咲かせます。
高さは5cmから10cmでずんぐりしたリンドウで、1つの茎には3個から5個ほどつけることから頭でっかちにも見えます。
アサマリンドウは三重県朝熊山で最初に発見されたリンドウで、花期は5月から11月です。草丈は10cmから25cmほど、花の内側には斑が縦じまになって入っているのが特徴です。透き通るような青い見た目をしています。
通常のリンドウは秋に花を咲かせますが、ハルリンドウは3月〜5月に花を咲かせます。また、花びらも10枚ほど多いのが特徴です。
ササリンドウは、本州、四国、九州に分布し、秋になると青紫色の花を咲かせます。花弁が外側に反るように開くのが特徴的です。
リンドウは複数の種類があることがわかりました。ひとことでリンドウと言っても花のサイズや花弁の色も異なるため、自分の好みに合ったものを見つけませんか。
草丈が低いものばかりなのでブーケにはあまり向きませんが、お庭に植えるとよいでしょう。透き通るような青や赤みのある青など美しいものばかりなのでぜひお迎えをしてみましょう。
GreenSnap編集部