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若い大豆である枝豆は夏が食べ頃でとてもおいしいです。プランターやお庭での栽培もできますが、病気になることはあるのでしょうか。
このページでは枝豆の病気について解説しています。現在枝豆を栽培している方や、育てている枝豆が病気かもと不安な方はぜひご参照ください。
枝豆はべと病にかかることがあります。こちらは初期の段階では葉の表面に淡い黄色の斑がでるのが特徴です。その後、淡い黄色の斑は色が濃くなってやがて茶色に変化します。
べと病が悪化すると株が黄化して枯れることもあります。触るとべとべとしていて、真夏と真冬以外は発生する病気です。
さび病は葉にさびのような斑点がでます。茶色っぽく葉がさびているように見えたらさび病を疑いましょう。
さび病にかかると枝豆の葉は枯れていき株全体が枯死する可能性があります。
モザイク病は枝豆の葉だけでなく茎や花、果実にも発生する厄介な病気で葉が細くなる、葉にモザイク状の濃淡ができるなどの症状があります。
モザイク病の症状が進むと、株全体が委縮して生育が悪くなることもある病気です。
新芽や葉に水がしみこんだような斑がでて、そのまま腐る病気です。進行すると白いカビも付着します。
病気のおもな原因はカビ菌です。菌が葉などに繁殖して病気を引き起こします。
通気性が悪いとカビ菌が活発になり、これが原因で病気になることもあります。枝や葉が増えて混み入ってきたら剪定をしましょう。
アブラムシはモザイク病を媒介する害虫です。モザイク病になっている場合は、枝豆にアブラムシが繁殖している可能性があるため、注意をしましょう。大量に発生していたら薬剤を使用して駆除します。
剪定で病気に感染することがあります。病気の植物を剪定したハサミを消毒せずに使いまわしをすると、枝豆にも感染するおそれがあり注意が必要です。
もともと枝豆が弱っていると病気に感染しやすくなります。病気に強くなるよう丈夫に育てましょう。
病気になる時期に薬剤を散布すると予防することができます。だいたい梅雨の時期は湿気が多く病気になりやすいため、その前に薬剤を散布しておくとよいでしょう。
畝を高くするなど水はけをよくしてカビ菌が繁殖しにくい環境を作りましょう。必要に応じて土も変えてください。
枝豆の剪定をする場合はハサミを消毒してから使うことをおすすめします。
密集して植えると通気性が悪くなり病気になりやすくなります。適度な距離をあけて植えましょう。
マルチを敷くことで雨が降ったときに泥はねを防ぐことができ病気の予防にも繋がります。
同じマメ科の植物の次に枝豆を育てるなど連作をするとべと病になるおそれがあるため、連作には注意をしてください。
枝豆が病気になると生育が悪くなり収穫量も期待できなくなります。今回紹介した対策を実践して病気にならないよう栽培をしましょう。
GreenSnap編集部