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観葉植物といえば、どこの銀行でもそういえば置いてあるなと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。銀行に置いているのには実はちゃんとした理由があるんです。さて、その理由とは一体何なのでしょうか?
ロビーによく大きめの観葉植物が置いてありますよね。種類は各店によって様々ですが、なんとなく大きめの観葉植物といいう印象があります。
インテリアとして飾られているのではなく、きちんとした理由のもとに置かれているのです。
銀行の入り口に置いてある観葉植物はやや大きめで、高さが170センチメートルに統一されています。
なぜ170センチメートルなのかというと、銀行強盗が来たときや不審な人が来たときに、身長がどれくらいなのかを目安にするためです。
観葉植物があることで、室内が明るく開放された印象になるということもありますが、これは人間の記憶が関係しています。
人は犯人の特徴、顔や着ている服などは覚えることができても、身長までは正確に把握できないことが多いです。
そこで、170センチメートルという比較対象を作っておくことで、相対的に身長を把握することができるのだといわれています。
銀行の無機質な空気感や雰囲気を和らげるため、空気清浄のためと憶測しがちですが、実際は防犯の面で観葉植物は役に立っていました。しっかりと意味があって使用されていたんです。
銀行での意外な観葉植物の使用方法をご紹介しました。銀行以外でも、お店などでも使えそうな手法ですね。
徳原鉄二