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花期が長いため寄せ植えや花壇で人気なニチニチソウをご自宅で育てている方も多いかと思います。このページではニチニチソウの種類についてまとめました。
ニチニチソウとはそもそもどんな植物なのか、種類はどれくらいあるのか、人気の種類の特徴を画像を交えて紹介しています。ぜひご参照ください。
ニチニチソウとはキョウチクトウ科ニチニチソウ属の植物で花の大きさは3cmから4cmほどで、多くの場合は花弁が5裂します。
カラーバリエーションが豊富で白、赤、ピンク、赤紫などがあり、複色も多いのが特徴です。インドやマダガスカルを原産とします。
ニチニチソウ属のなかには8種類があり、そのなかの7種類がマダガスカルに分布している温かい地域の植物です。
さらに細かく品種が開発されているため数百種類はあるとされています。
ニチニチソウ・フェアリースターは極小輪で花数がとても多く、こんもりと花を咲かせる品種です。
カラーはクリアホワイト、コーラルピンク、ミルキーピンク、パープル、シュガーラベンダーがあります。ホワイトの中心は赤くなっていて、色合いがとても美しいです。
花弁が細いのが特徴で華奢で愛らしい印象です。
ニチニチソウ・夏みかんはオレンジ色をしたニチニチソウの品種で草丈は15cmほどです。ニチニチソウは赤、白、ピンクが多く、オレンジの花弁を持つ夏みかんは珍しい品種です。
花弁がやや重なるようにして咲き、ふんわりとした印象のニチニチソウです。
ニチニチソウ・MIKIは花のサイズは小さく小輪です。春が終わり気温が高くなると綺麗なカップ咲きの花を咲かせる夏のニチニチソウです。
カップ咲のニチニチソウはとても珍しく、変わったニチニチソウが欲しい方にはおすすめです。花弁のフチは細かな切れ込みが入っていてヒラヒラとしています。
カップ咲のニチニチソウが珍しい品種で、花期は長く5月から10月です。
ニチニチソウ・夏花火は2cmから3cmの小さな花を咲かせます。株にはたくさんの花を咲かせ、まるで打ち上げ花火が上がったかのような華やかな見た目なのでこのような名前となったと考えられます。
夏花火は高温多湿環境にも強く、真夏でも多数の花をつけるため、夏に気温が上がる地域での栽培も向いている品種です。
ニチニチソウ・ジャガールはピンク色の花弁に黄緑が入った美しい色合いのニチニチソウです。黄緑の入り方には個体差があり、濃いものや淡いものなどがあってまるで油絵のようなきれいな見た目をしています。
ニチニチソウ・ミニナツは花の大きさが2cmほどの花で、カラーはかざぐるまピンク、かざぐるまホワイト、ストロベリー、ピーチオーレがあります。
かざぐるまと名前がつくものは花弁が細くなっていて華奢な印象です。
ニチニチソウ・タトゥーはダークカラーでシックな印象の花を咲かせるニチニチソウです。初夏から秋に至るまで元気に開花するため、鉢植えやプランターにして長期間楽しめます。
ニチニチソウ・モネは北島園芸が手掛けたオリジナルのニチニチソウです。最大の魅力は花芯と花びらが見せる美しいグラデーションで、根強い人気を誇っています。
ニチニチソウ・エクエイターは花径4〜6cmにもなる比較的大きな花を咲かせるニチニチソウです。5裂に分かれた花びらの間に隙間はほとんどないため、鮮やかな花色が際立って見えます。
ニチニチソウ・トコナツはその名が示す通り、もともと暑さに強いニチニチソウのなかでも頭抜けた耐暑性を誇る品種です。大きいもので草丈70cm以上にも生長し、周囲へ存在感を示します。
ニチニチソウ・ニルバーナカスケードは鮮やかな花色の大輪を咲かせるニチニチソウです。従来のニチニチソウと比較しても特に優れた耐病性をもっていることから、夏の間に花が枯れる心配はほとんどありません。
ニチニチソウにはたくさんの種類があることがわかりました。5枚花弁の花というイメージが強いですが、その花弁の太さは種類によって異なります。
なかにはカップ咲のものもあり、ニチニチソウっぽくない印象の品種もあります。ぜひ好みのニチニチソウを見つけてくださいね。
GreenSnap編集部