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えのきは鍋料理や炒め物などさまざまなものに利用できて、味もクセがなくておいしいですよね。このページではえのきの栄養について解説しています。
旬の時期やおいしいえのきの選び方、保存方法についてまとめました。えのき料理を楽しみたい方はぜひご参照ください。
えのきはタマバリタケ科のきのこの一種で正式名称はエノキタケです。エノキダケ、ユキノシタという名前でも呼ばれ、食用にされるときは一般的に「えのき」と呼ばれます。
エノキ、クワ、コナラ、ヤナギなどの枯れ木や切り株に寄生して育ち、雪の中からでも発生することからユキノシタという名もつけられました。
えのきの傘の大きさは2cmから8cmで表面にはぬめりと光沢があり、柄は2cmから9cmです。
えのきには食物繊維が豊富で、他にもビタミンB群、鉄分が含まれています。かつてはえのきには栄養は少ないというイメージがありましたが、近年でも栄養があることが知れわたりました。
えのき100gあたりのカロリーは22kcalです。
えのきにはビタミンB1が豊富で、きのこのなかでも含有率はトップクラスと言われています。ビタミンB1は疲労回復によく、糖質をエネルギーに変えるには欠かせない成分です。運動している方にもえのきは向いています。
えのきには食物繊維が豊富に含まれていて、水溶性食物繊維よりも不溶性食物繊維が多く、腸内環境を改善しお通じをよくします。
便秘になりがちな方にもよいでしょう。
えのきには鉄分が豊富で、春菊やクレソンと変わらない量が含まれているといわれています。また、えのきには葉酸や亜鉛も豊富でこれらは血液を作るのに必要な成分です。
貧血気味な方、とくに女性にはよいでしょう。葉酸は胎児の成長にも必要不可欠な成分なので妊娠中の女性にも向いています。
えのきにはGABA、パントテン酸が含まれていて、これらはストレスを緩和させる効果があるとされています。GABAはα波という脳波を増加させリラックスを与えてくれます。
パントテン酸はストレスをやわらげる副腎皮質ホルモンの材料となります。
えのきの旬の時期は11月から2月で寒い時期のきのこです。
よいえのきは、全体的にきれいな乳白色をしています。ツヤがあり色が均一なものを選んでください。傘は小さめであまり開いていないものがおすすめです。
軸が太く、ハリがあるものもよいえのきといえます。
えのきは常温保存をすると傷みやすいので、冷凍保存がおすすめです。すぐに使わない場合は冷凍庫に入れましょう。
えのきをはじめ、きのこ類は水を嫌います。水洗いせずに濡らしたキッチンペーパーで汚れを軽く落としてください。えのきの石づきを落として調理しやすい大きさに小分けします。
えのきを均等に並べないと、凍るまでの時間にばらつきができて状態が悪くなるので、密閉袋にえのきを均等に並べて冷凍庫へ入れてください。
冷凍庫では1ヶ月ほど日持ちします。
えのきの旬は冬ですが、通年売られています。ここで紹介したおいしいえのきの選び方を参考にしてよいものを食べてください。
GreenSnap編集部