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冬になるとよく見かける春菊はどのような栄養があるのでしょうか。鍋にたっぷり入れる方は栄養やカロリー、効果効能が気になるでしょう。
今回は春菊の栄養について解説します。春菊にはどんな栄養が含まれているのか、旬な時期やおいしい春菊の選び方を知りたい方はぜひご参照ください。
春菊とはキク科シュンギク属の植物で、地中海沿岸を原産地とします。名前の由来は春に花が咲くことと、葉の形が効くに似ていることが由来していて、食用にされる野菜です。
独特の香りと苦みが楽しめる野菜として知られ、鍋料理にはよく登場します。また、春菊は生食することもできる野菜です。
春菊には、βカロテン、ビタミンC、カリウム、鉄、葉酸が含まれます。
春菊100gあたりのカロリーは22kcalです。
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、こちらは抗酸化作用があることで知られています。活性酸素が体内で増えることを抑制し、免疫力アップや若返り効果が期待できる栄養成分です。
ビタミンCが豊富な春菊を食べることで皮膚の健康を守ります。つまり美肌効果も期待できるということです。またビタミンCも抗酸化作用があるため、春菊は老化防止に役立つ野菜といってよいでしょう。
春菊には鉄分も豊富で貧血予防になります。鉄分が不足するとめまい、頭痛、集中力の低下が起きやすくなります。とくに女性は鉄分が不足になりがちなため、鉄分を補うのによいでしょう。
また春菊には葉酸も含み、こちらは赤血球を作るのに必要な成分で貧血予防にもなります。さらに妊娠を希望する女性や胎児の成長に欠かせない栄養素です。
春菊の旬は11月から3月ですが、ハウス栽培が進んでいて通年スーパーで買うことができます。
おいしい春菊は葉がピンとしていて枝葉が豊富なもの、緑色が濃いものです。香りが強いものもよい春菊なので、お店でニオイをかげるのであれば鼻を近づけてみてください。
葉先が黄色く変色しているものや切り口が乾燥しているものは、収穫から時間が経過している春菊なので選ばないようにしましょう。
まず春菊を水洗いし、汚れを落として水気をふき取ってください。キッチンペーパーを濡らして春菊の根元に巻き付け、袋に入れます。
ペットボトル容器に立てた状態で野菜室に入れましょう。このとき春菊の根元を下にしてください。この方法で4日から7日保存ができます。
春菊を水洗いしたあと、水気をふき取り湿らせたキッチンペーパーで根元を巻いてください。食べやすい大きさにカットをして密閉できる袋に入れます。このとき、冷蔵保存のときのように立てる必要はありません。冷凍庫に平らにして保管してください。
冷凍庫での保存は最大で1ヶ月ほど日持ちします。調理する場合は解凍はしないで、凍ったまま調理をしてください。
春菊は栄養豊富なことがわかりました。鍋に入れるイメージが強いですが、生食もできるのでサラダにして食べてみるのもよいでしょう。おいしく栄養をとってくださいね。
GreenSnap編集部