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今回はピーマンの害虫について解説しています。どんな虫がつきやすいのか、虫の特徴や被害の症状について記載しました。予防対策があるのかも、まとめているのでぜひチェックしてみてください。
ピーマンにはアブラムシがつくことがあります。アブラムシは繁殖力がよく、葉にびっしりとつくことがあります。
葉の汁を吸うため、ピーマンの葉が黄色く変色します。ウイルスを媒介して病気をもたらすこともある危険な虫です。
コナジラミもピーマンの汁を吸う虫で、手で払うと粉が舞うように飛び立ちます。コナジラミの被害にあうと、生育が止まり、最終的に枯れてしまいます。
ヨトウムシの幼虫は葉の裏につきやすいです。食害にあうと葉がすけて見えてきて、どんどん被害が悪化すれば葉に穴が開きボロボロになります。
ハダニはピーマンの葉の裏について吸汁します。被害が広がると葉が委縮してクルクルと巻き込まれます。葉の形が変形し、しなっとして枯れることがあります。
アザミウマもピーマンの葉の汁を吸うため、葉には色が抜けて斑点ができます。やがて葉が変形して縮れ、生育が阻害されます。
アブラムシやコナジラミには殺虫剤が効果的です。見つけ次第、早めに薬剤を散布しましょう。すぐに対処をしないと大量繁殖する可能性があるので気をつけましょう。
コナジラミは雑草で繁殖することがあるため、ピーマンの近くに雑草が繁殖している場合は、雑草を駆除することで害虫予防になります。
成虫の飛来を防ぐため、防虫ネットを使用するのもおすすめです。
ハダニは水を嫌います。散水することで寄り付きにくくなるので、ぜひやってみましょう。ただし、水のやりすぎは病気の原因にもなります。頻度にはご注意ください。
どんな野菜でも害虫被害にあう可能性は必ずあります。ピーマンも例外ではありません。
ピーマンは鉢やプランターでも栽培できて手軽ではありますが、ご家庭で育てる際は害虫に気をつけて育ててくださいね。
GreenSnap編集部