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冬のイメージがある柚子はゆず茶、ゆず湯など楽しみ方はたくさんあります。そんな柚子はどんな栄養が含まれているのでしょうか。このページでは柚子の栄養や効果効能についてまとめています。
これから柚子を食べたい方、お庭に柚子の木がある方はぜひご参照ください。
柚子はミカン科ミカン属の植物で柑橘類の1つです。生長すると樹高は4mになります。柚子の花は5月に白い花を咲かせよい香りが楽しめます。花の見た目がきれいなこと、果実をつけることから、柚子は庭木としても人気です。
果実は球形で表面はデコボコしていて、酸味が強くミカンと比べて酸っぱい特徴があります。生長が遅いことで有名で、「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年」といわれるほどです。
柚子には、ビタミンC、クエン酸、ペクチン、カリウム、βカロテンが含まれています。
ビタミンCCが豊富で、柚子の場合は皮のほうが栄養価が高いです。皮ごと食べるとより栄養が摂れます。ビタミンC量は果汁の4倍です。
柚子100gあたりのカロリーは59kcalです。
ビタミンCはコラーゲン生成には欠かせない栄養素で、基礎化粧品でもビタミンCを含むものが多い栄養素です。美肌効果も期待できます。柚子に含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変わり、肌の健康を維持してくれます。
βカロテンは抗酸化作用が強く、細胞を活性酸素から守る働きがあります。がん予防の効果も期待でき、体内の若返り効果も期待できるでしょう。
クエン酸はカルシウムを吸収する働きがあります。健康な骨作りにも役立つちます。
クエン酸は疲労回復に効果的です。スポーツをしたあとに柚子を摂ることで疲れを持ち越さない体に近づくでしょう。
柚子の旬は7月から8月、10月から12月です。柚子は皮に厚みとかたさがあるものを選びましょう。また香りがよいものもおすすめします。
小さな傷くらいはあまり気にする必要はありません。しかし、大きな傷がある場合はその部分から傷んでいる可能性があるので、大きい傷がある柚子は避けましょう。
表面に適度にデコボコがあるものがおすすめです。
柚子は常温で保存ができます。丸ごと保存をする場合は新聞紙で包み、直射日光に当たらない暗い場所で保存をしてください。ただし、温度が高い時期は常温保存はおすすめしません。常温保存では10日ほど日持ちします。
柚子は冷蔵保存もできます。まず柚子が濡れている場合はしっかりと水分を取り除いてください。濡れているとその部分から蒸れて傷みはじめるので気をつけましょう。1つ1つラップで包み、さらに袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管をしましょう。
すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。まず一度柚子を水洗いして、水分をよくふき取ってください。1つ1つラップで包み、保存袋に入れて冷凍庫に保管をします。
柚子は柑橘らしくビタミンが豊富です。美肌効果、疲労回復効果が期待できるので、積極的に摂りたいですね。皮にも栄養が豊富なので可能なら皮ごと食べてみましょう。
GreenSnap編集部