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ピーチティーやピーチタルトなど、甘くておいしくさまざまなことに利用されるフルーツの桃にはどんな栄養があるのでしょうか。このページでは桃の栄養について記載しています。
効果効能や保存方法についてもまとめています。また、贈答品として桃を贈りたい方もぜひご参照ください。
桃はバラ科モモ属の植物でその果実は食用に利用されています。中国が原産で、春になるとピンク色の花を咲かせます。桃の花弁は5枚が一般的ですが、八重咲のものもあり、ボリューミーで美しいものも多く見られます。見た目はサクラに似ていて、サクラを派手にした印象です。
鑑賞用とされる桃の花はハナモモと呼ばれとても美しいです。
夏になると果実が実り、これを一般的に桃と呼びます。果実は傷みやすいのが特徴なので、ジュースやジャム、缶詰に利用されることがあります。
また桃は体にもよく、桃の種は生薬として利用されます。
桃には、ペクチン、カリウム、マグネシウム、鉄が含まれます。
桃100gあたりのカロリーは40kcalです。
ペクチンは食物繊維の一種です。腸内の乳酸菌を増やして、腸の動きを活発にしてくれるので便秘改善や下痢予防によいでしょう。
桃に含まれるカリウムは、体内の水分を体外に排出する役割があります。血圧の安定やむくみ予防に役立つので、塩分の多い食事をする方には向いています。
桃にはカテキンが含まれています。カテキンとは緑茶に含まれる成分で、抗酸化作用が強く、老化防止や免疫力アップに役立ちます。体内からの若返りを期待する方にもよいでしょう。糖質の吸収を抑える働きもあることから、ダイエットにも効果があるといわれています。
血液と鉄分は深くかかわっています。貧血予防にも鉄分は欠かせません。桃を食べることで鉄分が補われ、貧血予防に効果的と言えます。女性にはとくにおすすめです。
桃の旬は6月から9月です。
おいしい桃は見た目で判断することができます。左右対称でふっくらと丸みのあるものがよいでしょう。持ってみてずっしりとしているものがよく中身がつまっていておすすめです。
赤みがしっかりとしていて、甘い香りがするものもおすすめです。軸の周りが緑色のものはまだ完熟していない可能性があるため、選ばないようにしましょう。
桃は常温保管が可能です。乾燥には注意をして保存をしましょう。桃が入っている容器のまま涼しく暗い場所で保管をしてください。だいたい3日から4日まで保存ができます。
すぐには食べない場合は冷蔵保存をしてください。密閉できる袋に桃を入れて冷蔵庫の野菜室で保管をします。野菜室での保管であれば1週間ほど持ちます。
冷凍保存もでき、密閉できる袋に桃を入れておけば1ヶ月ほどの保管ができます。
GreenSnap編集部