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こんにゃくはおでんなどでよく食べられることがありますが、栄養などは含まれているのでしょうか。このページではこんにゃくの栄養や保存方法について解説しています。
こんにゃくはサトイモ科コンニャク属の植物です。こんにゃくというと加工品を思い浮かべ、植物とは結びつかないかと思います。こんにゃくはサトイモ科の植物の球根から作られているものです。
原産地はインド、インドシナ半島で、日本では古くから食べ物として利用していきました。こんにゃくの花は見た目が個性的で、茎は1メートルほどに成長し、ある程度成長しないと花を咲かせません。だいたい開花までは5年が必要です。花はサトイモ科特有の肉穂花序で、花が大きいのが特徴ですです。花の色は黒紫色で毒々しく、独特の香りを持ちます。
体によい食べ物として親しまれ、「胃のほうき」という異名を持ちます。
こんにゃくには、グルコマンナンと呼ばれる食物繊維、カルシウム、セラミドが含まれています。
こんにゃくは97%が水分でできているため、栄養価は高くありません。
こんにゃく100gあたりのカロリーは9kcalです。
グルコマンナンは食物繊維でお通じ改善効果が期待できます。
グルコマンナンは血糖値やコレステロール値を下げる効果もあるとされています。血糖値が上がると動脈硬化のおそれもあり、生活習慣病を防ぐためにもグルコマンナンを含むこんにゃくはよいでしょう。
こんにゃくを製造する過程では水酸化カルシウムが使用され、こんにゃくを食べることでカルシウムも摂れるのです。カルシウムは骨や歯の形成に欠かせません。
カルシウムは神経の興奮を抑える働きがあるため、イライラしやすい方にもよいでしょう。
こんにゃくにはセラミドが多く含まれます。セラミドは肌を保護すると言われていて、メラニン色素生成を抑える効果も期待できることから美肌によいと言えます。
こんにゃくの収穫の旬は11月から1月ですが、その後加工をするため通年で流通します。
こんにゃくは水っぽくなく、弾力のあるものを選びましょう。また、原材料にも着目してください。こんにゃく芋と書かれているものをおすすめします。
まずパッケージを見て常温保存が可能かチェックしてください。常温保存ができる製法のものであれば、そのままパッケージごと常温で保存します。
冷蔵保存をする場合は乾燥しないように気をつけます。こんにゃくと一緒に入っていた水を容器に入れて、こんにゃくと一緒に保管してください。容器にはラップをして水が抜けないようにしましょう。このこんにゃくの水には殺菌作用があります。一緒に保存することで日持ちしやすくなり、おすすめです。
こんにゃくは豚汁に入れたり、煮物に入れたりと楽しみ方はたくさんあります。低カロリーでお通じにもよいため、ダイエットをしている方にも嬉しい食材です。ぜひ食べてみてくださいね。
GreenSnap編集部