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ピーマンは独特な苦みがあり、好まない方もいると思いますが、この苦みに栄養があるとされています。このページでは、ピーマンの栄養について解説しています。どんな栄養があるのか、効果効能は期待できるのかもまとめました。
ピーマンはナス科トウガラシ属の植物です。トウガラシの仲間ですが、辛みはなく食べやすい野菜で、やや苦みがあります。食べる部分はピーマンの果実部です。
ピーマンの花は小さく2~3センチほどしかありません。目立たない花で葉のわきに下向きに咲きます。下を向いて咲くのは、ナスも同じなので、ナス科なことがよくわかります。
ピーマンは南米原産ですが、世界各国で栽培がおこなわれていて、国内での栽培も盛んです。
ピーマンはクエルシトリン、βカロテン、ビタミンC、ビタミンB群を含みます。クエルシトリンは、ピーマンならではの成分で、苦みの由来となっています。
ピーマンは100gあたりのカロリーは22kcalです。
クエルシトリンはポリフェノールで、新陳代謝を高める働きがあります。代謝が上がれば痩せやすい体に近づくので、ダイエットをしている方にもよいでしょう。
ピーマンに含まれるβカロテンは、ガン予防効果が期待されています。他にも免疫力アップにも役立つため、健康的な体作りによいでしょう。
ピーマンにお含まれるビタミンCはコラーゲン生成には不可欠な成分で、美肌作りに役立ちます。
ピーマンの旬は6月から9月です。
おいしいピーマンはまずその形を見てみてください。丸く膨らんでいてデコボコとしていないものがおすすめです。緑色が濃いピーマンはその分栄養がある証拠なので、なるべく濃い色のものを選びましょう。また皮にハリがあり、ツヤツヤしているものもよいピーマンです。
ピーマンの中身はほぼ空洞で、中には種子があります。ピーマンは持つと軽いですが、なるべく同じ大きさでも重いものを選ぶようにしましょう。重いことは皮が厚い証拠で、よいピーマンと言えます。
さらにピーマンのヘタを見てみましょう。ヘタがみずみずしいものをおすすめします。しなびているものは時間が立っている可能性があります。
ピーマンの保存は8度から10度ほどがよいとされています。真夏に保存をする場合は常温保存は不向きなので、乾燥しないようにキッチンペーパーで包み冷蔵庫で保管しましょう。冷蔵庫であれば2週間はもちます。
また寒い時期であれば、常温保存もできます。
すでにカットしているピーマンを保存する場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍であれば4週間ほど保存ができます。
ピーマンの肉詰めは肉の甘味がでて、ピーマンの苦みが抑えられ食べやすいです。ナポリタンに入れると、ピーマン独特の香りがしておいしいですよね。
ピーマンは食べ方がたくさんあります。ぜひ自分なりの食べ方をして、栄養を摂りましょう。栽培も比較的簡単です。お庭で育ててみませんか。
GreenSnap編集部