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スーパーで見かけるズッキーニはイタリア料理との相性も抜群です。見た目はキュウリに似ていますが、栄養価は高いのでしょうか。このページではズッキーニの栄養について解説しています。効果効能が気になる方もぜひご参照ください。
ズッキーニはウリ科カボチャ属の植物です。見た目はキュウリに似ていますが、カボチャの仲間でペポカボチャに分類されます。
比較的新しい野菜と言え、ヨーロッパには16世紀ごろに入ってきましたが、広まったのは20世紀になってからです。カボチャと同じく花の色はオレンジから黄色です。
ズッキーニはつるなしカボチャという別名もあり、基本的に果実を食しますが、花を食べることもあります。
ズッキーニには、ビタミンC、カリウム、βカロテン、ビタミンB、カルシウム、食物繊維が含まれています。
ズッキーニは100gで14kcalです。1本あたり200gなので、約28kcalです。
ビタミンCはコラーゲン生成に欠かせない成分で、ズッキーニにもビタミンCが含まれることから美肌効果も期待できます。
βカロテンは緑黄色野菜に豊富な栄養でズッキーニにも含まれています。βカロテンは免疫力アップが期待できます。また、抗酸化作用もあるとされ、活性酸素の発生を抑える効果も期待でき、アンチエイジングにもよいと言われています。体内の若返りを望む方にはよいでしょう。
塩分を含む食べ物を多く摂ることで体がむくむことがありますが、カリウムを摂取すると余分な水分を体外に排出する効果が期待できます。そのため、カリウムはむくみ予防、高血圧予防になると言われています。
ビタミンBは代謝アップや疲労回復によいとされています。糖をエネルギーに変える働きもあることから、エネルギー源にもなります。
ズッキーニの旬は5月から8月で、こちらは夏野菜に分類されます。
おいしいズッキーニの選びか方はまず表面を見てみましょう。ズッキーニの緑色の表面がハリやツヤがあるものを選びましょう。一般的にヘタ部分からカットされて販売されていますが、このヘタの切り口が新鮮なものを選んでください。
またズッキーニの太さがくびれずに、均一なものをおすすめします。大きすぎず20センチから30センチほどのものがおいしいズッキーニと言えます。
ズッキーニは常温保存ができます。暗くて涼しい場所に保管をすることで1週間は保存ができます。すでにカットしたズッキーニは、冷蔵庫で保管しましょう。冷蔵庫保管の場合は2~3日以内に使い切るようにしましょう。
ズッキーニは冷凍保存ができます。丸ごと、カットどちらでも保存ができ1ヶ月持つので、長期保存したい方には冷凍をおすすめします。
ズッキーニはスープに入れて食べるのはもちろんのこと、炒め物に利用することもでき、楽しみ方はいろいろあります。オリーブオイルとの相性もいいですよ。育てやすい植物なので、ご自宅の庭で栽培してみませんか。
GreenSnap編集部