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玉ねぎはさまざまな調理方法で食べることができる野菜です。体にいいとは雑誌やテレビでよく聞きますが、具体的に玉ねぎにはどんな栄養があるのか気になりませんか。このページでは玉ねぎの栄養について記載しています。
他にも効果効能や保存方法もまとめているので、ぜひご参照ください。
玉ねぎはヒガンバナ科ネギ属の植物です。肥大化した鱗茎が特徴で、これを野菜として食べます。玉のなネギだから玉ねぎという名前で呼ばれています。
ギガンジウムのような花を咲かせますが、他のネギの花と異なり花弁は開きません。白い花が密集してまるで花火のようにこんもりとしています。
玉ねぎは歴史深い野菜で、最古の栽培野菜と言われているほどです。紀元前から栽培され、親しまれていました。
玉ねぎはいわゆる5大栄養素は豊富に含みません。ビタミンAやビタミンC、鉄分などは平均またはそれ以下です。
しかし、玉ねぎは硫化アリルという成分が含まれています。この硫化アリルは玉ねぎならではの成分です。同じネギの仲間にも含まれる成分で、玉ねぎを切ったときに目がしみるのは、この硫化アリルが原因です。ツンとしたニオイの元もこちらです。
他にもケルセチンという成分が含まれています。
玉ねぎは100gあたりで37kcalです。
玉ねぎに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を高めます。そのため、新陳代謝がアップし、疲労回復効果も期待できます。
玉ねぎ特有の硫化アリルは血液凝固を遅らせる働きがあるとされ、血液サラサラ効果が期待されています。血液サラサラ効果は有名で、健康雑誌やテレビ番組でも多く取り上げられています。血栓予防にもつながるため、動脈硬化や脳梗塞、高血圧にもよいとされています。
玉ねぎに含まれるケルセチンはポリフェノールの一種で特に皮に多く含まれます。こちらは抗酸化作用があると言われているので、若返り効果が期待できます。
玉ねぎの旬は3月から5月です。
おいしい玉ねぎの選び方は、まず皮をチェックしてください。玉ねぎの皮がパリパリとしっかり乾燥していて、さらに透明感のある綺麗な茶色いものを選びましょう。
また傷がある玉ねぎはおすすめしません。玉ねぎの先端から根や芽がでていないものを選んでください。
玉ねぎは長持ちする野菜です。
冷蔵庫ではなく風通しのよい暗い場所に入れて保存してください。ただし、新タマネギは水分が多いため、傷みやすいです。新タマネギは新聞紙で包んで、冷蔵庫の野菜室に入れることをおすすめします。新タマネギは早めに食べ、4日以内には使い切りましょう。
玉ねぎは冷凍保存もできます。しかし、そのまま冷凍すると水っぽくなるため、あらかじめスライスしてから、みじん切りにしてから冷凍することをおすすめします。
玉ねぎは生で食べると辛いですが、水に浸すと食べやすくなります。飴色になるまで炒めると甘みが出ておいしいですよ。スープや煮物、炒めものなど楽しみ方はたくさん。ぜひ栄養を意識して食べてみてくださいね。
GreenSnap編集部