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シクラメンは、花が終わった後にきちんとお手入れをしてあげることで、毎年美しい花を咲かせてくれる植物です。このページでは、シクラメンの花後の管理についてまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
シクラメンは、4〜5月あたりには花が終わります。「花が終わる」とは「花が咲かなくなる」「花期が終わる」ということです。
花が枯れ始め、新しいつぼみができなくなったら、シクラメンの花が終わったというサインです。
シクラメンの花が終わると、写真のように丸い花経ができ、そこから種をつけます。
しかし、花後に種をつけることに体力を使ってしまうと、翌シーズンに咲く花のつぼみが育たず花つきが悪くなり、花が咲かない、花が少なく小さいなどの原因になってしまいます。
また、花がらをそのままに放置をしておくと、株元にカビが発生することがあります。
シクラメンの花が終わったら、種ができる前になるべく早く「花がら摘み」と「枯れ葉取り」を行いましょう。
花がらや枯れ葉を早めに取り除くことで、体力を温存させ、根に届く栄養を増やしてあげることが大切です。
花茎を指でつまみ、ぷちっとひねるようにして取り除きます。ハサミでカットすると断面から雑菌が入ることがあるため、手で摘み取るようにしてください。素手で作業をして大丈夫です。
シクラメンの花がらと枯れ葉を取り除いたら、いよいよ夏越しです。
シクラメンの夏越しには「休眠させる方法」と「休眠させない方法」の2パターンがあり、それぞれで花後の管理方法が異なります。
休眠させる場合は、花が終わってからは水やりを断ちます。その後は、風通しのいい日陰で管理します。
休眠させない場合は、水やりを控えめに続け、風通しのいい半日陰となる場所で管理します。
夏越し方法の詳細については、こちらを参考にしてください。
シクラメンは花が終わった後の手入れがとても大切です。きちんと手入れすることで、翌シーズンにもきれいな花を見せてくれますよ。花がら摘み、枯れ葉取りは素手で手軽に行えるので、気がついた時に手軽に行うことができます。手入れの方法を覚え、シクラメンを長い期間楽しんでくださいね。
GreenSnap編集部