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花の少ない冬に見頃を迎えるクリスマスローズは、寒い時期のお庭の雰囲気を明るくしてくれる貴重な存在です。クリスマスローズには数多くの品種があり、花色や草丈などもさまざまです。クリスマスローズの可憐な姿は、寄せ植えにするとナチュラルな大人の可愛らしい雰囲気を作り出してくれるので、とても素敵ですよ。
今回は、クリスマスローズの寄せ植えの作り方や、相性のよい植物などについてご紹介してきます。
寄せ植えとは、異なる種類や、同じ種類の植物を同じ鉢・プランターに植え込むことです。寄せ植えを作るときには、下記のポイントを押さえて作業しましょう。
寄せ植えは、ただ好きな植物を組み合わせて植え込むのではなく、それぞれの特性や好む土を確認して相性の良い植物を植え込む必要があります。何も考えずに植えてしまうと、せっかくの寄せ植えが枯れてしまうこともあるので、しっかり確認してから作業を行いましょう。
組み合わせる植物の色で、寄せ植えの印象は大きく変わってきます。一般的に、使用する植物の色を3つ以内に抑えるか、同色系、もしくは反対色でまとめると調和が取れると言われています。
チューリップは園芸品種として多くの種類が存在しますが、クリスマスローズとの寄せ植えには原種のチューリップがおすすめです。葉色や花の大きさの調和が取れ、品の良い雰囲気を作ることができます。
スズランのような小さな花を咲かせるスノーフレークは、真っ白な花を咲かせることから色のバランスを整えてくれます。スノーフレークもクリスマスローズと同じように下向きに咲くので、一緒に寄せ植えすれば奥ゆかしい雰囲気になります。
スイセンもクリスマスローズとの相性が良い植物です。落ち着いた印象のクリスマスローズの側に鮮やかな黄色いスイセンが咲くと、雰囲気も変わりますね。日本スイセンは冬の時期、ラッパスイセンは春に開花するので、種類が異なるスイセンを寄せ植えすることで長い期間寄せ植えが楽しめます。
ユリには鉄砲ユリやオニユリなど多くの品種があるので、クリスマスローズに合う品種を選ぶことで素敵な寄せ植えが作れます。ユリもクリスマスローズと同様に日陰の環境でも育つので、寄せ植えしても管理がしやすい植物です。
クリスマスローズは数年で株が大きくなります。寄せ植えを作る前に、数年後の株の大きさや、葉や花色、全体的なバランスを想像しておくと寄せ植えが作りやすいです。クリスマスローズは耐寒性に優れているので、同じように耐寒性がある植物を寄せ植えすると管理しやすいでしょう。
クリスマスローズには多くの品種がありますが、新しい品種のクリスマスローズは栽培が難しく寄せ植えに向かない場合があるので、なるべく避けるようにしましょう。
クリスマスローズは10月~翌年の5月頃までが生育期なので、その期間はたっぷりと水を与えましょう。6月~9月頃は、乾燥気味に管理します。
アプリコットや白色などシックな花色が素敵なクリスマスローズは、他の植物と寄せ植えすることでお庭の雰囲気も素敵に変えてくれます。一緒に寄せ植えする植物の花色や大きさで印象もかなり変わるので、どんな寄せ植えを作りたいかイメージしながら楽しんでみてくださいね。
花の少ない冬の時期を彩ってくれるクリスマスローズで、寄せ植えを作ってみてくださいね。
GreenSnap編集部