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日本の伝統料理には欠かせない里芋はジャガイモと比べるとやや値段は高いですが、とろみがあっておいしいですよね。このページでは里芋の栄養や効果効能についてまとめています。保存方法も記載したので、里芋を余らせている方もぜひご参照ください。
里芋はサトイモ科サトイモ属の植物で、タロイモの仲間で、原産地は東南アジアです。塊茎部分と葉柄を食用にします。古くから利用されている植物で、日本へ伝わったのはイネよりも早いと考えられています。
親芋から子芋、孫芋ができて、店頭では小さな子芋、孫芋が売られています。この特徴から子孫繁栄をイメージするため、縁起物として利用されることもあります。
生食することはほとんどありませんが、煮物には欠かせない食材です。豚汁の具材にもなります。
里芋の皮むきをすると手が痒くなることがありますが、これはシュウ酸カルシウムが原因で、針のようにとがっていて手にささるとかゆみが生じます。
里芋にはカリウムやガラクタンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富に含まれているといわれています。
里芋の100gあたりのカロリーは58kgです。
里芋には、ガラクタンという食物繊維が豊富に含まれています。これらが消化を促し、腸内環境を整える働きがあるため、お通じ改善に役立つでしょう。
グルコマンナンは水分を吸収すると膨らむ作用があります。里芋は満腹効果が得られやすく、ダイエットにも効果的です。
里芋の旬は8〜10月です。
おいしい里芋の選び方はまず形を見てみてください。まん丸い形の里芋がよいとされています。よく表面を見て、ひび割れのないものを選びましょう。持ったときに重いものがよく、軽いものは傷んでいる可能性があります。カットされた里芋の場合は、切り口が変色していないか、傷んでいないか見てみてください。
ぬるっと柔らかくなっている里芋も傷んでいる可能性があります。
ちなみに、里芋の皮をむくと赤い部分があるかと思いますが、こちらはアントシアニンが酸化したもので、食べても害はありません。
里芋は長期保存ができます。
常温で保存する場合は、土がついた状態で里芋を新聞紙で包み段ボールなどに入れて保管してください。風通しのよい場所をおすすめします。1ヶ月ほどの保存が可能ですが、こまめに状態をチェックしましょう。
夏場など気温が上がる時期は常温保存ではなく冷蔵保存をおすすめします。里芋をキッチンペーパーで包み、さらに袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れてください。これで1週間ほど保存ができます。
里芋は冷凍保存もできます。土を落とし、里芋をよく洗ったあとは水気を切ってください。里芋をキッチンペーパーで包み、さらに袋に入れて冷凍庫に入れると1ヶ月ほど保存ができます。
里芋は煮ると柔らかくておいしいです。よく味もつくため煮物との相性は抜群です。豚汁など汁ものんに入れてもおいしくなります。食物繊維が豊富なので、お通じにお悩みのある方はぜひ食べてみましょう。
GreenSnap編集部