🟨ハオルチア　名無し　糊斑🟩
糊斑（のりふ）とは、斑入り植物の斑の入り方の一種で、主にハオルチアに多く品種があります。

普通の斑入りは、ハオルチアの場合、3枚目の写真のように、上から見た葉の表側にも、裏側にも斑が入っています。
それに対して糊斑は、上から見るとまるで植物全体が斑である個体の幽霊のようですが、葉の裏側に薄く緑色の葉緑素があります。

また、この緑の部分も普通の斑入りと違っていて、淡い色で、斑と緑の境目が曖昧でぼんやりとしています。それがまるで植物の上から糊を塗ったようだ、というのが糊斑の由来だそうです。

幽霊のように植物全体が黄色で宝石のような美しさを残しつつ、ちゃんと成長もする糊斑の植物は、多くが貴重で価値が高いです。

代表的な品種に、
ハオルチアの美しさも値段も最高級な品種「白蛇伝」

お手頃価格で流通量が多い糊斑の「ピリフェラ錦」

同じく「ミルキーウェイ」

「ブラックオブツーサ錦」や「タイガーピグ」など、糊斑ではない普通の斑入りが多く出回っている品種でも、糊斑バージョンが販売されることもあります。

🏷️斑入り見つけ隊