『ミセバヤ』
🏷️今日のお花


むかし、信州の山里に、花をこよなく愛する姫がいました。
姫は気弱で人前に出るのが苦手でしたが、日々、庭の手入れを欠かさず、
どんな花も大切に育てる心の優しい娘でした。

ある年の秋、姫の病が重くなり、庭に出られなくなってしまいます。
心配した家来の青年は、姫を励まそうと庭の花々を部屋に持って行きました。
ところが季節の移ろいとともに花は次々と散り、
姫の心は次第に沈んでいきました。

そんなある日、青年は誰も名を知らない小さな草が、
冷たい風にも負けずに淡いピンクの花を咲かせているのを見つけます。
丸い葉の隙間から群れ咲く愛らしい花が、
まるで姫の頬の赤らみのように美しくて、、、

「これを姫に見せばや（見せたいものだ）」
そう思い、そっと摘んで姫の枕元へ置きました。

花を見た姫は微笑み、
「まあ…なんて可愛いの。私もまた、庭に出られたらいいのに……」

その願いは叶いませんでしたが、
村人たちは姫の心を慰めたその花を、青年の言葉になぞらえて
“見せばや（見せたい）” → ミセバヤ
と呼ぶようになったといいます。



🌿 🌿ミセバヤの花言葉
🌸🌸
• つつましさ
• 平穏
• 大切な気持ち

控えめなのに心に残る可愛さを持つお花です。


榛名神社⛩️前のカフェ☕️🍰

妖しい健康茶🍵
　　　健康酒🍶

🏷️ニャンニャン祭り
🏷️フクロウ祭り
🏷️カエル仲間
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