沼ッ原湿原で出会った白いお花

①サギソウ
ラン科サギソウ属
多年草
別名はサギラン
本州、四国、九州に分布
日当たりの良い低地の湿地に限定して生育する。
花期７〜９月
茎は単立して高く伸び15〜30cmで、先端近くに１〜3輪の直径3cmの白い花を付ける。
開発する自生地の湿原の激減と園芸種が安く売っているにもかかわらず、採集圧力で年々数を減らしている。
そんな中で、自生の自然の環境の中で見られたのが、とても嬉しかったです。

②ノコギリソウ
キク科ノコギリソウ属
多年草
別名はハゴロモソウ
北海道、本州の近畿地方以北に分布
日当たりの良い草原に見られる。
花期７〜９月
高さ60〜90cm
頭花は直径1cm、舌状花は6〜8個で、小舌は長さ3.5〜4.5mmである。

③④タニソバ
タデ科イヌタデ属
一年草
北海道〜九州に分布
原野や山地の日当たりの良い湿った場所や林縁、田の畦などに生育する。
茎はよく分枝し、高さ10〜50cm。無毛でしばしば赤みを帯びる。
葉は互生し、卵形から三角状卵形で、先端は尖る。
葉柄に広めの翼があり、基部は耳状になって茎を抱く。
花序は茎先につき、頭状に多数の花をつけ、径3〜8mmになる。
花冠はなく萼が目立ち、色は緑色、白色、またはわずかに紅色である。
花序の基部に葉状の苞があり、花柄には腺毛がある。
花期７〜１０月

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