領域がある。
東のベランダは私。
南のベランダは夫。

今となっては親よりも誰よりも長く一緒に暮らしている人。
それが夫。
気が合う。
趣味も価値観も合う。今のところ。
だからといって、何でもかんでも一緒というわけではない。
ゆーても、他人。
は？って思うこともざらにある。
お互い50も半ばを過ぎても、天命は未だ分からず…ということも一緒。

これは夫の育てた睡蓮。
夫が選んで買って育てた。
私は生育には一切関わっていない。
美しく咲いた睡蓮に夫はご満悦である。
「俺の睡蓮咲いたで！」
私はちゃんと見に行く。
見てあげる。
まぁ、見たいし。
でも。
私の睡蓮が咲いたとき、
報告しても夫は見ていないことを私は知ってる。
私の睡蓮は私だけが見る。

まぁ、えーけど。

私にはGSがあるもん！