リュウビンタイ😊初めて新芽が出てきた😊なんか神秘的🧙🏻な感じ😊恐竜時代🦖から生きているシダ植物🪴ジュラシックパーク

リュウビンタイとは？

リュウビンタイは、リュウビンタイ科リュウビンタイ属の、日本に自生する貴重なシダ植物の仲間です。原産地は台湾から日本南部で、東は三浦半島城ヶ崎まで自生しているとされています。学名は「Angiopteris lygodiifolia Rosenst」で、「Angiopteris」はギリシア語で被子植物を表す「angeiósperma」と、イノモトソウ属のシダを表す「ptéris」が由来になっていると推測できます。リュウビンタイは漢字では「竜鱗タイ」と書き、茎を覆うものが竜の鱗に見える様子が由来と言われています。「タイ」の語源は不明で、「龍鬢帯」と当てることがあるようです。竜鱗はそのままリュウリンと呼んでいましたが、なまってリュウビンになったそうですよ。
ゴツゴツした根が特徴！

トロピカルな印象の葉とは対照的に、リュウビンタイの根は岩のようなゴツゴツした見た目をしています。茎ごと覆うようにできている岩のような塊を「根茎(こんけい)」と呼び、大切な茎を外敵や寒さから守りつつ、地中へと発達させられるように進化したものだそうです。武骨な印象がありますが、シダの繊細な葉の様子と相俟って生命力を感じます。
ゼンマイのような芽が出てくる

リュウビンタイの新芽は、ゴツゴツした根茎から出てきます。根茎の鱗片の間から新芽が膨らみ始め、やがてゼンマイのように渦巻いた状態で出てきます。成長に伴いだんだんと手を広げるように葉が開いていく様子は、根茎の見た目からは想像できない可愛らしさがありますよ。リュウビンタイは育て方が簡単なので、正しく管理していれば次々に新芽を出してくれることでしょう。後ほどご紹介する育て方を参考に、新芽を出す神秘的な瞬間をぜひご自宅で見届けてみてはいかがですか？
国内自生の貴重な画像！

リュウビンタイは日本に自生地がある珍しい観葉植物ですが、残念ながら現在は絶滅に近い状況です。伊豆や九州などに自生地があり、長崎の丹奈は天然記念物に指定されていますが、荒らされて少なくなっています。リュウビンタイは大型のシダ植物で見栄えがするため、盗掘が続いたことや、開発事業により自生地が失われてしまったことが原因です。リュウビンタイのようなシダ植物は、自生している場所の土や微生物と影響し合って生きているので、植物だけを移植して保護するのは難しいです。リュウビンタイだけではなく周辺の環境も守るためには、人々の理解と協力が必要です。
リュウビンタイの風水効果は？

観葉植物には、悪い気を吸い取り良い気に変えてくれる風水効果があると言われています。リュウビンタイにも同じ効果が期待できますよ。トイレやバスルームは一般的に気が停滞しやすい場所と言われており、リュウビンタイを飾ることで悪い気を浄化してくれるでしょう。シダの仲間であるリュウビンタイは湿度の高い場所を好むので、バスルームでそのまま育てられるのは良いですね。玄関に飾れば、入ってくる邪気を吸い取るため、家の中の気を安定させてくれますよ。また、リュウビンタイなどの垂れ下がる葉を持つ観葉植物には陰の性質があると言われ、気を落ち着かせリラックスさせてくれる効果が期待できます。寝室にリュウビンタイを飾れば、翌日に向けて体を休めてくれるでしょう。

ただし、リュウビンタイは胞子によるアレルギーが確認されています。他のアレルギーを誘発しやすいと言われているので、アレルギー体質の方は飾る場所に気を付けて、観葉植物が持つ風水の力を存分に発揮させましょう。ここまで、リュウビンタイの様々な魅力をお伝えしてきました。美しくて特徴的な見た目は興味が湧きますね。国内の自生地は、皆で協力して今後守っていきたいものです。さて、特徴を理解できたら、次は育て方をマスターしましょう。
リュウビンタイの育て方を覚えておこう！

リュウビンタイの特徴はお分かり頂けましたか？岩のような根茎から鮮やかな緑の葉が伸びる様子は、独特であり興味が湧きますよね。一見お手入れが難しそうですが、育て方は簡単なのですよ。続いてはリュウビンタイの育て方をご紹介しますので、正しく管理してより元気に育てましょう。
水が大好きです

シダの仲間のリュウビンタイは湿った環境を好む観葉植物です。春から秋の成長期には、土の表面が乾ききる前にたっぷりと水を与えて下さい。特に夏は水切れにならないよう、毎日与えて下さいね。真冬はあまり成長しないので、控えめにしましょう。常に湿った環境を維持するために、水は根茎にかかるように与え、空調での乾燥にも気を付けて下さい。また、リュウビンタイは水が大好きですが、受け皿の水は根を腐らせる原因になるので捨てましょう。
明るい室内で育てましょう

リュウビンタイはもともと薄暗い森に生息している観葉植物ですから、強い日差しを嫌います。やわらかい日差しでも十分なので、室内で育てることをおすすめします。育て方のポイントは、レースカーテン越しに日が当たる明るい室内に置くことです。但し、真冬は気温が5度までしか耐えられないため、暖かい場所へ忘れずに移動してあげましょう。リュウビンタイは多湿を好むので、浴室に飾って癒しの空間を作るのも良いですね。