久米島と沖縄の北部にしかない幻の桜であるクメノサクラが満開になりました。ほんのり高貴な香りを漂わせ咲き始めは純白ですが咲き進むと淡いピンク色に変化します。久米島から1950年代に沖縄北部に持ち込まれ種の発芽率が悪いので寒緋桜に接ぎ木して増やしているそうでただいま本部町伊豆味区にてクメノサクラ祭りが行われているそうです。当方がどうしても花を見たくなり去年の1月中旬頃に沖縄から寒緋桜の台木とクメノサクラの穂木を頼み接ぎ木したら成功して咲き始めました。ちなみに本土では所持している所がなく植物園でも知らないのでもしかしたら本土では初開花になるかも知れませんね。そして久米島では古い文献に見られ支配階級が庭などに植えていたそうで一時は久米島の固有種ではないかと言われていたそうですがその後に大航海時代に中国から渡来したのでは？と言われているそうですが真相は謎らしいですね。それと最近のDNA鑑定の結果ツクシザクラに近縁である事がわかっています！