アドニス-イエロー

長崎の平和記念式典へのイスラエル不招待におけることでG7の他国の大使すべてが不参加という異例の事態がおこった
イスラエルのガザ地区への空爆、武力行使への抗議の意味合いでの長崎市の判断だろうが、テロなどの不測の事態がおきぬようとの苦しい言い訳ではある　そもそもウクライナ戦争で直接的とはいえぬまでも兵器供給をしてるG7、NATO軍の主要国を招致しておき、日本など口先など出せぬほど複雑化してるパレスチナ問題をかかえるイスラエルを招待しないということがありえるのだろうか？そしてイスラエルは世界的に最も影響力の強い国の一つなのである　
平和記念式典が鎮魂のみを是とするセレモニーならそれもよい　ただ核兵器反対の主張を声高に叫ぶ無定見な儀式と化しているではないか　主張すべきことは核兵器廃絶よりもいかに武力をもってなされる争いをなくすことではないのか　そもそも日本も軍備をもっている　とどのつまりは刃には刃だ　つまりはアメリカの核の傘ということになる　そして北隣には核兵器で恫喝し、他国の接する領土は自国のものと主張できるとしたドクトリンを保有する国を控えてるのだ　南方もしかりだ
まず現状の脱却から理想を述べるにはそうした国より自国を守るべき方法論が先で徒手空拳でシュプレヒコールをもってしてというのは、まったく責任を放棄してるようにしかうつらない

79年前に無辜にて散華なされた方々に心より哀悼の意を捧げます