作者:藤野　賢一郎
タイトル:「色男」
材料:流木、胡蝶蘭、ステンレス容器、水苔、水性染料、スノーボード、鉄骨架台、杉板、木彫り面、コウモリラン、TV壁掛け金具、ステンレスビス、ボルトナット、カラビナ、ワイヤー、ターンバックル
サイズ:H280×W100×D90-150
製作年:2024


コンセプト
白い男は花達を影から支え見守っている。
白い男が見たものは白くなり、ゆっくりと世界を白くする。
誰だってやり直せる。
踏み出す勇気で
世界が平和になることを願う。

捕捉説明
「色男」の語源は歌舞伎にあり
美男子に見せるため顔を白くぬった色男の役のことを指します。
つまり色男の色は白。
白は何にも染められていない色として、清潔さや純粋さというような清らかなイメージのほか、「白紙に戻す」という言葉に代表されるスタートやリセットまた「白日の下にさらす」や「明白」という言葉のように真実を明らかにするという意味も持っています。
他にも神聖さや神々しさ、希望や自由、善という意味を持ちます。
人類よ今こそ平和の意思表示の白を世界中で掲げようじゃないか？
注意:実際に白く染めるという意味ではありません。
比喩です。