やっと秋らしい気候が訪れ過ごしやすくなって来ました。

寂しそうに鬱々と過ごすのもそろそろ切り替えていかないとなぁと思い朝から隣町の馬見丘陵公園に散歩しに行きました。
ダリアが見頃です。

ご心配をおかけしておりました長男ですが、手術は回避したものの抗がん剤治療、放射線治療に耐えた甲斐なく2023年8月21日朝に旅立ってしまいました。

いろんな思いが交錯し、6週間経ってもいまだ寂しさと悲しみの気持ちでいっぱいです。

精神疾患を持つ長男の入院・加療も一筋縄ではいかずイライラしたり疎んじてしまったこともあります。
でも『ありがとうな』『ありがとうな』と家族に感謝の言葉を繰り返した長男。
『おかあさん、迷惑ばかりかけてごめんな』と謝ってた長男。

最期はわたしの到着するのを待っていたように静かな呼吸を2回繰り返して穏やかな表情で旅立っていきました。

長男のがん発覚と同時に就職した新しい職場では闘病期間と重なってしまったこともあり十分な人間関係を築くことが出来ず残念ながら退職することを決めました。
10月16日から次の職場で仕切り直す予定です。

たった半年でしたが、日々苦闘の毎日でした。つらかったです。

今ももちろん長男を失ってつらいけれど息子同然に世話をしていた母の失意を思うとわたしがこれからも大切に守ってゆかねばならないと強く思うのです。

年老いた母を伴って買い物に出かけたり健康ランドに連れて行ったり。
今日は「お金をかけずリフレッシュ出来るところを」と思い隣町の馬見丘陵公園にお出かけしました。

お庭の多肉たちは夏の間中、一度も水遣り出来ずカリカリに枯れ果て、お庭も松の木が枯れるなど散々な有り様です。
お庭の手入れも少しずつやっていきたいと思いつつ今はまだその気力が湧きません。

少しずつ少しずつ元の元気に戻るまで。
時間はかかるけどお出かけ先の草花に癒されたいと思います。