🏷 毎月1日はシネマと植物と。
🎞 No.14『息の跡』

2011年3月11日。
東日本大震災を扱ったドキュメント映画は、たくさんあります。その中のひとつ、震災の津波により大きな被害を受けた陸前高田市に住む、一人のたね屋さんを追ったドキュメンタリー映画。

震災を扱ったものはちょっと…
ドキュメンタリー映画は苦手…

そんな人でも観た後は心が軽くなるような、不思議な映像です。
　　　　　　🌱🌱🌱🌱🌱

「小森　〜たね屋は植物を育て、受け渡
していく仕事です。震災や津波があっ
ても芽吹いてくる植物たちを佐藤さん
は町中探し歩いていました。それをみ
　つけては慰められたと話してくれまし
　た。だから前向きでいられると。
たね屋は悲しみの種は売らない、希望
の種を見つけること。そしてその生き
　方を見せることが、亡くなった方への
　供養だとも話してくれました。」
　　　　　REALTOKYO CINEMA の
　　　　　インタビューより。
✎︎＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『息の跡』(2016年)
2017年2月18日公開
製作国 : 日本
英題 : 『trace of breath』
監督 : 小森はるか
製作 : カサマフィルム＋小森はるか
撮影 : 小森はるか
編集 : 小森はるか、秦岳志
整音 : 川上拓也
特別協力 : 瀬尾夏美
プロデューサー : 長倉徳生、秦岳志
出演 : 佐藤貞一

☺︎ 映像作家・小森はるかさんの劇場長編
デビュー作。フランス、ドイツ、イタ
リアでも上映。
☺︎ 細いホースのさきからちょろちょろと
水が流れ、見えてはいないポンプの音
がそれにかぶさるとき、これが音響の
映画だと人は忽然と理解する。不穏な
津波の音に代わって、即席の井戸がい
っときの生を謳歌するが、最後には解
体されるしかない。あたかも、それが
息の跡だというかのように。傑作で
ある。（映画評論家 蓮實重彦）
☺︎ 「震災体験を伝えたいけど、なぜそれ
をわざわざ外国語で書いたのか」、その
　事実に胸を打たれます。そして、とても
　元気な声で英文を読む佐藤さんに微笑ま　
　されました。トーホクにはたくさんの　
　「佐藤さん」がいて今日も日常を生き
　続けているのだと思います。（漫画家
　いがらしみきお）

mocc&papaさん主催
🏷映画の日、参加します⸝⋆✯
🏷毎月1日はシネマと植物と。
一人でひっそりはじめてみました。
よろしくお願いします.｡.🌱𓅪 ˒ ˒

今日のお花「スズラン」
函館のお庭。救ってあげなければΣ(☉.̫☉)

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