その隣に並んで生えているこれは「ウスバサイシン」ですね。フタバアオイと葉などはよく似てますが、同じウマノスズクサ科カンアオイ属なんでさもあらん。
心形というには深すぎるほど基部を巻き込んでいますけど、この形が独特です😅

これにも花が咲いていました。カンアオイの花は葉の下、地面に接するようにつくので、上から見てると気がつきませんね😅

スミレなどでもサイシン節と言われますが、元はこのウスバサイシンからで、根や根茎は漢方薬として有名で細くて辛いことから細辛と呼ばれる生薬です。
スミレサイシン(日本海側、太平洋側はナガバノスミレサイシン)の名は、葉がウスバサイシンに似てることからきています…とは言ってもこれほど深い心形ではないですけどね。それにスミレサイシンの根や根茎は辛くはありません🧐