樹齢350年　銀杏

この突起、『乳』というそうです

これは英語でもChichiといい、乳房に見立ててつけられた名前です。

銀杏が古くなると出る木がありますが、雄の木でも雌の木でも出るようです。

ちなみに、こちらは雄の木

そして、出ない、あるいは出にくい個体もあります。

乳が発達する古木は、古来から信仰の対象になることが多く、
日本各地に垂乳根のイチョウ、乳イチョウであるとかいう名称で呼ばれていて
母乳がよく出るようにという願掛けなどに信仰を集めてきたようです。

この大銀杏は
私が通った幼稚園である
お寺のお庭の中心に鎮座しています😺

特にこの乳が、信仰の対象になっていた記憶はありませんが
物心ついた頃から
この大銀杏が風景のひとつでした😌

この『乳』
気根でもなく
いまだに不明なものらしいです。

銀杏といえば
太古からの姿を残す木

生命に直結した
不思議な性質があるのかもしれないですね😊