群馬県草津の町中に沢山咲いていたお花🌼ハタザオギキョウ(カンパニュラ・ラプンクロイデス)🌼

旗竿の竿に似た茎にキキョウに似たお花が沢山付いています。大変に丈夫らしく、コンクリの隙間から生えるド根性の株も見られました(写真右下)。キキョウ属ではなくホタルブクロ属で、キキョウの仲間ではありません。

原産はヨーロッパ〜シベリア西部で、日本には1920年代(大正時代)に観賞用として渡来、帰化して関東以北では野生化しています。北米では野生化が問題になっています。

ツリガネニンジン属のソバナに良く似ていますが、やはり属が違います。見分け方は、ソバナは茎が細く可憐な印象で葉は卵型で縁に鋸歯があります。ハタザオギキョウは茎が太く、茎から披針形(平たくて細く先の方が尖り、基部の方がやや広い形)の葉が出ています。花の形も違います。

学名は、Campanulaカンパニュラは鐘、rapunculoidesラプンクロイデスはrapunculusラプンクルス(蕪：かぶ)とoides(似ている)を合わせたものです。

📸2022/7/18
別名：creeping bell flowerクリーピングベルフラワー
キキョウ科ホタルブクロ属🌿
花言葉：正義・忠実・誠実・愛らしさ
(花言葉はホタルブクロと同じと思われます)