本日7/3も18時までの営業となります。
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思ったより暑くならず。
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昨日、今日夕方に多肉に水くれすると言ってましたが、今日の天気、明日以降天気がハッキリしない予報なので見送りました。
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天気に合わせて臨機応変に。
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今日は思ったより乾きませんでしたね。
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※多肉の上に敷いてある軽石のはなし※
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結構前に錦玉園さんへ伺った時に聞いたお話しです。
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錦玉園さんの多肉はご存知のようにいつも綺麗な小粒の軽石が敷いてありますよね。
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単純に見た目が良いので敷いてらっしゃるのかと思い、そのまま児玉さんに聞いたことがありました。
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昔、初代園主の時代の錦玉園は多肉の上に五色砂を敷いていたそうです。
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盆栽や山野草、富貴蘭などの高級な植物の上に五色砂や黒い富士砂などを敷いているのを見て、初代が考え出されたそうです。
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とは言っても当時、多肉植物よりもサボテンなど全盛の時代。
すぐに他の業者も真似をして、飾り石を敷くのは当たり前になっていったそうです。
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時は流れ、錦玉園・二代目の時代には五色砂や富士砂だと土の乾きが悪かったり、水くれの際に細かすぎてめくれて流れてしまったりと色々と不便があり、思考の末今の軽石になったようです。
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白は多肉に一番合う、一番多肉の紅葉の美しさを引き出す色。と児玉さんは常々言っておられました。
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また、見栄えが良くなるのはもちろんのことですが、実は軽石を敷く一番の理由は他にあります。
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それは多肉の葉への泥跳ね防止。
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つまり、土表面からの菌の拡散を防ぐ役割があるのです。
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錦玉園さんの水くれは基本葉の上から与えますので、その際軽石を敷いた株と土が剥き出しの状態の株ですと下葉の痛み具合がだいぶ違って来るそうです。
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店主的にはもう当たり前のように思っていた軽石のマルチングですが、実は多肉のために考え抜かれた歴史のひとつだったんですね。
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多肉の鉢を見ているだけでも色々な事が思い出されてきます。
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正直、未だにもういらっしゃらないと言う実感が湧かないのです。
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あまりにも多くのことをいただいているのに何もお返しも出来ないままで…
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せめて教えていただいたことを少しでも広めていく事が僅かながらでもご恩返しになればと思っています。
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