《木と鉢の関係》

アボカドの種を、ふと発芽させてみたくなった人は多いと思います。

芽が出たら有頂天になります。
水耕栽培から、プランターや植木鉢の土に植え替えますよね！
それに答えるように、アボカドは50cm、1mと伸びて葉を拡げます。

ある時、夢を見ます。
二本のアボカドを庭植えにしたら、花が咲いて、実が生るのではないか？
俗に言う『ナルニワ国物語』です。

ネットの普及してない時期に、その物語に熱中して、結実の方法も知らないまま、二本のアボカドは５mに達します。

植木鉢で鉢増しを繰り返し、根が充実して、ある程度しっかりした成木になると、やがて木は花を付けるでしょう！マイホームを買った夫婦が子を成すように、それは自然なこと。

逆に、幼い頃から地面に植えられたウチの苗は、ゲームの主人公のように庭じゅうに冒険の根を張り、はるか天空まで幹を伸ばしました！

正に「ウドの大木」で、花すら付けないただの木に成り下がっています。

小さなうちに、「自分の器」を知らなかったアボカドは、魔王を倒す勇者の様にレベルを上げ、電柱と張り合ってラストダンジョンを目指すのでしょうか？

アボカドを鉢から出さないで‼️(笑)
魔王が生まれます❗