ヒトリシズカ
センリョウ科チャラン属

地味な花だと思う。一人とは言いながら、団体様のことが多いのだけれど、男装の麗人の舞を舞っていた静御前から名前をとったにしては…。でも、見かけたらじっと見つめてしまう🤗

ヒトリシズカと対をなすフタリシズカも、地味さではひけをとらないと思うけれど、あれは静御前がとりついた菜摘女と亡霊となった静御前が二人で舞う能からきてるらしいのでまあ、納得😅
‼️あ、ヒトリシズカも亡霊なのかもと思っていたら、和名の由来を書いた野草の名前という文庫本にこんな解釈ものっていました😊。

藤原泰衡に攻め滅ぼされた義経主従と静御前が天国で再会し亡霊となってこの世に現れて、ヒトリシズカの花となった…というもの。だから、団体なのだと。

ちなみに静御前は義経の子を宿していて、文治2（1186）年・閏（うるう）7月29日に出産します。生まれた子供が女の子なら救うが、男の子なら将来の禍根を残さないために殺す、と告げられていたのですが、生まれてきたのは男の子でした。大泣きして離さない静御前の腕から磯禅師に取り上げられ、頼朝の家来の手に渡った義経の子は、鎌倉の由比ヶ浜に沈められました。切ない😢
そんなこんなを考えたきのうの夜更け😅