warning
error
success
information
ルクリアは見た目が愛らしいだけでなく、良い香りも楽しめます。自宅にお迎えしたいという方も多いですよね。
このページではルクリアの育て方の基本をご紹介しています。ルクリアの基本情報から土選び、水やり、植え替え時期、手入れなどをまとめていますので、ご参照ください。
ルクリアはアカネ科ルクリア属の植物で、中国、ヒマラヤ原産です。ルクリアの花期は11月から12月で、花の色はピンク、白ですが、主にピンクのルクリアが流通しています。
ルクリアは開花するとよい香りがして、さらにピンク色の見た目が桜を連想させて「アッサムニオイザクラ」という別名がつけられました。
ルクリアは短日植物といって、日が短くなると花芽をつける植物です。だいたい9月になると花芽ができます。開花には光の量が減る必要があるので、蛍光灯など夜も明るい状態で育てていると花芽がっつかなくなり花が咲きません。
ルクリアは地植えには向かない花なので、鉢植えがおすすめです。
ルクリアは日当たりを好むので、日当たりのよい場所で育ててください。ただし、冬の寒さは苦手なので鉢を室内に入れてください。
ルクリアは水はけのよい土を好みます。赤玉土、腐葉土を6:4の割合で混ぜて土を作ってあげましょう。市販の花の土でも問題ありません。
鉢の表面の土が乾いたら、たっぷりと水やりをしましょう。ただし、夏は控えめにしてください。10月以降には花芽が膨らみツボミができるので、この時期は土を乾燥させないように水やりをします。
ルクリアは肥料を必要とする植物です。6月から11月に緩効性化成肥料を与えましょう。肥料が不足していて生育が悪い場合は、花が咲かないこともあるので気をつけてください。
ルクリアの植え付けの時期は5月です。この時期に鉢に植え付けましょう。
ルクリアを鉢で育てていると、生長してきて根が窮屈になることがあります。そのまま育てていると根詰まりしてしまうので植え替えが必要です。
植え替えは5月が最適なので、この時期に行ってください。だいたい年に1回のタイミングで植え替えをします。ひとまわり大きな鉢を選んでください。
11月から12月にかけてルクリアの花が開花します。この期間に花がらつみをしっかりと行ってください。そのままにしていると病気になることもあります。
ルクリアは挿し木という方法で増やすことができます。挿し木とはかんたんに説明すると植物の一部を切り取って、別の場所に移植して増やす方法のことです。
ルクリアを挿し木で増やす場合は、5月から6月に行ってください。
元気そうな枝を10センチほどカットして、下の方の葉は取り除き、上の葉2~3枚を残します。カットしたルクリアの枝を別の場所に挿しておきます。
1ヶ月ほどするとルクリアの枝から根が生えてきます。根が生えるまでは直射日光を避けて半日陰で管理しましょう。水やりも忘れずに行ってください。
ルクリアは大きな病気にはあまりかかることはありません。花がらつみをしないと病気になることがあるので、花期は注意しましょう。
虫はアブラムシ、ハダニの被害に遭うことがあります。
アブラムシは4月から11月の間に被害に遭いやすいです。この時期はルクリアの新芽にっつくことがありますので、こまめにチェックしましょう。見つけたら取り除いてください。
ハダニは4月から10月に発生します。とくに気温が高くなる夏に増えます。葉水をすると発生を抑えることができます。
ルクリアの花言葉は「しとやか」、「匂い立つ魅力」、「優美な人」、「清純な心」です。
ルクリアは桜のような美しい植物です。桜のように大きく生長するものではなく、鉢植えで育てられるコンパクトな植物です。
夏の暑さや冬の寒さにも強いので初心者の方にも向いていますよ。ぜひご自宅にお迎えしませんか。
GreenSnap編集部