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ツルアジサイの育て方|栽培する場所や気をつける病気や害虫は?

  • アジサイ科
  • アジサイ属

ツルアジサイは、つる性を持つアジサイの一種です。ここでは、ツルアジサイの特徴や開花時期、育て方の基本などについてご紹介しています。ツルアジサイの特徴から、水やり、育てる場所、肥料、手入れなどを記載していますので、参考にしてみてください。

ツルアジサイとは?

ツルアジサイとはアジサイ科アジサイ属の植物で、いわゆるアジサイの一種ですが、つる性を持つのが特徴です。根の一種である気根を使って、ほかの植物やフェンスなどに絡みついていきます。

自然界のツルアジサイは樹木に絡みついてどんどん成長し、20mになることもあります。とはいえ、ツルアジサイを自宅で育てる場合は、2mほどに収めることが可能です。

ツルアジサイの育て方:栽培する場所

ツルアジサイは丈夫で、日陰でもよく育ちます。また、寒さや暑さに強いので、鉢植えだけでなく地植えも可能で、あまり栽培場所を選びません。

ただし、日当たりがよすぎると葉焼けを起こすことがあるのでご注意ください。地植えの場合は、水はけのよい場所で育てましょう。

ツルアジサイの育て方:用土

ツルアジサイの育て方で重要な用土は、地植えの場合は特に選びませんが、やや湿り気のある土を好みます。

鉢植えの場合も市販の土で問題ありません。自分で土をつくる場合は、赤玉土、腐葉土を6:4で混ぜてつくった培養土がおすすめです。

ツルアジサイの育て方:水やり

ツルアジサイの育て方でポイントとなる水やりは、地植えでは基本必要がありません。ただし、植え付け直後で根が安定するまでは水を与えましょう。根が安定したあとは、降雨のみで十分。

ツルアジサイを鉢植えで育てる場合は、土の表面が乾いたタイミングで水やりをしてください。

ツルアジサイの育て方:肥料・追肥

ツルアジサイの肥料は、12月から2月の寒肥と花後に肥料を与えます。冬の肥料は、緩効性の固形肥料です。肥料は有機肥料を選びましょう。

ツルアジサイの花が咲き終わったあとにも、肥料を与えると次に咲く花が美しくなります。花が咲き終わったあとに与える肥料は、即効性のあるものだと花後の回復が早いです。

ツルアジサイの育て方:植え付け・植え替え

ツルアジサイの植え付け時期は、10月から3月です。

ツルアジサイの手入れ:剪定

ツルアジサイの育て方を知る上で、必要な手入れについて解説していきます。ツルアジサイは剪定が必要ですので、手入れをしてください。

ツルアジサイはよく伸びるので、周囲の植物に絡みつくこともあります。適宜剪定をしてください。剪定をすることでコンパクトになるだけでなく、花をたくさんつけてくれるようになりますので、手入れをしてあげてください。

ツルアジサイの増やし方:挿し木

ツルアジサイの増やし方は、「挿し木」が一般的です。挿し木で増やす場合は、6月から7月が適期です。これ以外の時期では失敗する可能性がありますので、時期を守りましょう。

ツルアジサイの育て方:注意する害虫・病気

ツルアジサイの育て方を知る上で、知っておきたい注意する害虫・病気は、ハダニとうどんこ病です。

ハダニは湿気がこもると発生しやすいので、通気性をよくしてください。必要に応じて剪定をしましょう。うどんこ病はカビ由来の病気ですので、カビが発生しないように、風通しを意識しながら育ててください。

ツルアジサイの花

ツルアジサイの開花時期は6月から7月です。小さな黄色みがかった白いお花を咲かせるアジサイで、数個の装飾花が囲みます。

ツルアジサイの育て方を覚えよう

ツルアジサイは強い植物で、育てる場所を選びません。つる性がありよく成長しますので、手入れをしないと伸び放題に。適宜手入れをして、育てていってあげてくださいね。

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ツルアジサイの基本情報

ジャンル
草花
形態
つる植物
学名
Hydrangea petiolaris
別名
原産地
東アジア

ツルアジサイの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
強い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
1月 、2月、3月、10月、11月、12月
肥料
1月 、2月、12月
開花
6月 、7月

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