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ふわふわの綿はコットンという名でも有名で洋服にも使われています。もとは植物で、綿は自宅の庭でも育てることができます。自宅で育てて収穫したフワフワの綿をリースなどのアレンジメントに利用すると楽しいですよ。
このページでは、綿を育ててみたい方向けに育て方の基本をご紹介しています。ぜひご参照ください。
綿は7月から8月に花も咲かせます。夏に花が咲く植物で、耐暑性も抜群です。
綿(ワタ)な日差しを好みますので、日当たりの良い場所で育ててください。強い植物なので、半日陰でも栽培は可能ですが、綿の収穫量が落ちるので、たくさん採りたい場合は日当たりのよい場所に植え付けましょう。
地植えでも鉢植えでも育てることができます。鉢植えよりも地植えのほうが花や綿の収穫量が多いのでたくさん実らせたい方は、地植えがおすすめです。
綿(ワタ)は地植えをする場合は、アルカリ性土壌を好むのであらかじめ石灰をまいておいてください。
鉢植えで育てる場合は、一般的な花と野菜の培養土で問題ありません。自分で土をブレンドして作る場合は、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜて作りましょう。
水はけのよい土が栽培のポイントとなります。
綿(ワタ)はある程度大きく生長するまでは根腐れしやすい植物なので、たくさん水やりをすると傷んでしまいます。土が乾ききったら水を与えるようにしましょう。
葉が増えていくと綿の生長が早くなり乾燥しがちになります。夏場は水を切らさないように水やりをしてください。
綿(ワタ)は植え付け前にまず堆肥や化成肥料を土に混ぜておきます。綿の花が咲く時期(7月から8月)に液体肥料を与えると良いですよ。
月2回ほどのペースで肥料を与えます。この時期は体力を消耗する時期で弱りやすいので、たくさん花をつけてより多くの綿を収穫したい方は、肥料を与えることをおすすめします。
種まきは4月から7月が最適な時期です。
苗植えの場合は5月から7月に行ってください。苗は園芸店で購入は可能ですがあまり流通はしていません。本葉が5枚前後のものを選び植え付けてください。植え付けるときは根を傷めないよう、土をほぐさずにそっと植えます。
綿(ワタ)を鉢植えで育てている場合は、生長してくると綿にとって鉢が窮屈になります。根詰まりすることがあるため植え替えをしましょう。
植え替えに適した時期は4月から5月です。
綿(ワタ)はアブラムシの被害に遭うことがあります。そのままにしていると綿の株全体が弱ることがありますので、早めに駆除しましょう。
必要に応じて薬剤をまいてください。野菜に使う薬剤でも問題ありませんが、綿は食用ではありませんので、強めの薬剤でも問題ありません。
綿(ワタ)の花言葉は、「優秀」、「有用」、「偉大」です。繊維としての利用価値が高いことからこのような花言葉になったと考えられます。
収穫したワタはクリスマスリースにするのがおすすめです。松ぼっくりとの相性もいいですよ。ちょうどクリスマス前に収穫ができるので、ぜひアレンジメントに利用してみませんか。
GreenSnap編集部