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サンビタリアは花つきがよく、ガーデニングでも人気な植物です。このページでは、サンビタリアの育て方について紹介しています。育てる場所はどこがよいのか、どんな用土がいいのか、水やりの頻度についても解説していますので、これからサンビタリアをお迎えしたい方は参考にしてみてください。
サンビタリアを育てる場所は、鉢植えで育てるなら、日当たりのよい場所をお選びください。梅雨や秋雨前線の影響を受ける時期は、長期間雨に当たらないよう、鉢ごと軒下などに移動させて雨に当たらないようにしましょう。
地植えでサンビタリアを育てる場所は、日当たりのよい場所でなおかつ、水はけのよい場所がおすすめです。
サンビタリアの用土は、水はけのよいものがおすすめです。また、弱アルカリ性の土を好みますので、地植えで育てる場合は、土のpH値をチェックしてみてください。
酸性に傾いた土の場合は、必要に応じて苦土石灰を混ぜてアルカリ性に傾けましょう。
サンビタリアの水やりは地植えと鉢植えで異なります。
鉢植えで育てる場合は、土の表面が乾燥したら、水を与えてください。鉢底からたっぷりと水が出るほど水やりしましょう。
地植えでサンビタリアを育てる場合は、定期的に水やりをする必要はありません。ただし、真夏に日照りが続く場合は、水やりをしてください。土が極端に乾かないように注意しましょう。
サンビタリアを鉢植えで育てる場合は、4月から10月に液体肥料を与えてください。地植えの場合は、4月から10月の期間に緩効性肥料を施します。
サンビタリアの植え付けは、4月から6月、9月です。真夏を暑い時期を避けて植え付けをしましょう。植え付けの際は、土のpH値を調べておくことをおすすめします。
6月から9月の間、サンビタリアが伸びて枝や葉が混み入った場合は、剪定をしてください。梅雨の前までに剪定をしておくと、風通しがよくなり、蒸れを防ぐことができます。
湿気対策のためにも、込み入った枝葉を剪定しましょう。また、9月に切り戻しをすることで、花付きもよくなりますので、ハサミを入れてください。
サンビタリアの増やし方は、「挿し木」、「種まき」が一般的です。
挿し木は、9月から10月、3月から5月に行います。剪定などで出た枝を利用するのもおすすめです。枝を10センチほどカットして、清潔な土に挿すことで増やせます。
種まきは、9月から10月、3月から4月が最適です。
サンビタリアを育てる上で注意する害虫は、アブラムシとナメクジです。4月から11月はアブラムシがよくつく時期ですので、見つけ次第駆除してください。大量に発生した場合は、薬剤を使用して駆除しましょう。
また6月から7月、9月から10月の雨が続く時期には、ナメクジが発生しやすいので、駆除をします。暗い場所に隠れることがありますので、鉢底にナメクジがいないか見てみてください。
注意するべき病気は、うどんこ病です。4月から6月、9月から11月の湿気が多い時期にうどんこ病が出やすくなります。サンビタリアの葉や茎に白い粉のようなものがついていたら、注意しましょう。
学名は「Sanvitalia」で、そのまま学名を読んでサンビタリアと呼ばれていますが、こちらはジャノメギクとも呼ばれます。サンビタリアの開花時期は5月から11月で、花期が長いという特徴があります。
サンビタリアの花の色は、黄色、オレンジがあります。小さなマリーゴールドのような見た目で、花付きがとてもよい特徴があります。
サンビタリアの花言葉は、「私を見つめて」です。小さなヒマワリのような花をたくさんつけている様子は自分の存在を主張しているように見えたのでしょう。
サンビタリアは太陽の光を好みますので、日当たりのよい場所で育ててあげましょう。弱アルカリ性を好むため、強い酸性を示す土で育てるのはおすすめしません。育てる際は土のpHを調べてから植え付けるのがよいでしょう。花付きがよいので、お庭にお迎えすると彩りますよ。
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