前回のまとめに追記が出来なくなったので、続きです。
春を迎えます
3月になりました。
鮮やかな緑色の中に見える無数の蕾に期待が膨らみます。そろそろボンちゃん達を終日屋外管理に切り替えることにしました。
最近気になるのは、ボン太郎と比べてとにかく葉が柔らかく弱いこと。見た目は問題なく綺麗ですが、少しでも触れると葉がぽきんと折れてしまうんです。弾力性が無い感じです。
暖かくなり水切れしやすくなったので水遣りの頻度を上げたのですが、逆に水分過多なのか?あるいは急いで大きくなったが故の弊害なのか…。
迂闊に触る事が出来ないので枯れた下葉を取り除けず、株元はおどろおどろしい状態になってます。
数日後には蕾にあのピンク色が見え始めました。
この色、一体どんなメカニズムで生成されるんでしょう。考え出すと動植物の生態は摩訶不思議なことだらけです。
3月上旬から外管理を始めてしばらくすると恐れていたことが現実に…。
ボンちゃんの葉の色が以前のように変色し始め、黒斑も目立ちだしました。寒い時期には目に見える症状が出なかっただけで、根本的に異常が根治した訳では無かったのです。
鮮やかな緑色が蝕まれていく中、遂に一番花が開きました。
3月中旬。
花は順調に開き出しています。スプレータイプや株元に撒くタイプの薬剤を使っていますが、もう何も改善しそうな気がしない…。
元気になったと浮かれていた頃は挿し芽で更新も考えていましたが、この状態を引き継ぐかもしれないのでやはり諦めます。でもせっかくついた蕾達は思い切り咲かせてあげてからお別れすることに決めました。
4月になりました。
こんなに狭いベランダにこのボリュームのボンザ兄妹が居座っているので、実は日常にやや支障が出ています。高さを出してより日に当てようと設置した3段フラワースタンドが結果的には仇となり、狭い可動域での水遣り等お世話諸々に苦労しています。
私のベランダガーデニングはまだまだ改善の余地がありそうですので、失敗体験を次回に活かしたいと思います。
ボンちゃんに続き、ボン太郎も開花が始まりました。鮮やかなレモン色が眩しいです。
ボンちゃんよりは元気そうですが、ずっと一緒に居たからか若干葉に同じ症状が見えています。
4月中旬、兄妹は揃って玄関に出戻って来ました。
我が家は一番奥まった山際に位置する家なのでうちのお花達が通り掛かる人の目に留まることはありません。でも恐らくそろそろボンちゃんの開花はMAXのようなので、ベランダに来ることが無い旦那さんに私のボンちゃんをお披露目するのが目的でした。
恥ずかしながら数年前まで玄関先に立ち枯れた鉢を並べていたような私ですから、この眺めは私史上快挙なのでした。
結局のところ、私はボンちゃんを助けてはあげられませんでした。でも今後の勉強は沢山させてもらったと思います。日照不足よりもまず最初の鉢の大きさと水分管理に関してもっと慎重になるべきだったはず。
与えられた場所で育つ植物のお手伝いを私がもう少し上手になった時に、また改めてボンザマーガレットをお迎えしたいな。
うちに来てくれて、ありがとうボンちゃん。
最後に切り花にしてお別れしました。
色褪せたものも混ざっていますが、小さなブーケみたいで可愛い。
またうちの庭で逢いましょう