エリオクエスト 2023年福袋[レア植物の夢]の中身のネタバレです
エリオクエスト2023年 福袋について
エリオクエストは南アフリカ原産の珍奇植物、いわゆるケープバルブを生産販売しているオンラインショップ。
まだ見ぬケープバルブとの出会いを求めて、昨年に続き今年も福袋を購入してみました。
エリオクエストの2023年の福袋ラインナップは2種類。
・[レア植物の夢]…20,000円(合計30,000円以上)
・[植物デビューの夢]…5,000円
[レア植物の夢]の福袋の中身は完全ランダムで5〜8鉢程度。
超目玉賞として1名に任天堂Switchが、
他にもラッキーな人には特賞としてレアな植物が当たるかも、副賞としてほぼ全員にエリオスペルマムが当たる…といった内容。
[植物デビューの夢]の福袋の中身は5鉢+植え替え用土のセット。
多肉、根塊、夏球根、冬球根、アガベを各1鉢+賢者の土(エリオクエストオリジナル培養土)1袋といった内容。
ここでは、[レア植物の夢]の中身の一例を紹介します。
こちらのみどりのまとめ
自分用のメモとして残してる部分もあるので、色々と蛇足的なことも書いていますのでご了承ください。
福袋ですので中身が違う可能性があります。
あくまで中身の一例としてご覧ください。
以上を踏まえて、早速中身を見ていきましょう。
1.アルブカ コンコルディアナ
Albuca Concordiana / Type-KP/Seeding / Sown 2016
くるくるとした葉っぱが特徴の冬型の球根植物。
ケープバルブの中でも手に入りやすく育てやすい品種。
コンコルディアナ、昨年の福袋ネタバレまとめでも登場しました。
福袋なので所持してるものとのダブりは仕方なしです。
コンコルディアナ3鉢目だけど
手に入りやすくて育てやすいケープバルブですし。
しかし、昨年のはOffset(株分け)今年のはSeeding(実生)と繁殖方法が違うので興味深いです。
[以下エリオクエスト販売ページより]
原産地:南アフリカ
難易度:★★やや難しい
育成型:冬型
開花期:10~2月
休眠期:6~9月
植替え:9~11月
耐寒度:3~5度
【概要】
クルクル曲がった奇妙な葉が人気です。
冬に成長期を迎える球根植物で、秋に葉が伸びてきたら水やりを開始してください。
冬型の球根植物のため、秋から翌年の春にかけて生育します。
9月ごろに葉を出し始めます。葉をクルクルにするには日によく当て風通しの場所に置きます。部屋にいれてしまうとすぐ枯れるので要注意。
【育て方】
寒い時期に生育期を迎える球根直物で秋に伸びてきたら水やりを開始します。
風通しの良い場所でしっかり日に当てないと途端に葉がだらしなくなってしまうので注意。
3〜5度くらいの寒さまで耐えることができます。
休眠期には地上部だけになります。群れを嫌うので夏は風通しの良い半日陰で水控えて管理します。
2.ラペイロージア シレノイデス
Lapeirousia silenoides / Offset
鮮やかな赤ピンク色の花を咲かせるらしいアヤメ科のケープバルブ。
南アフリカ ナマクアランド全体でよく見られ、花崗岩が砕けた砂利や砂の土壌、あるいは岩場の隙間に自生する。
種小名のsilenoidesは「シレネ属に似た」という意味。
扇状に広がったくすんだ緑色の葉っぱ、形も色もすごく好き。
開花期間も長いらしいのでお花見てみたいです。
開花時期は3月くらいらしいです。
[以下エリオクエスト販売ページより]
生育期 : 冬型
夏日照 : 半日陰
冬日照 : 日なた
夏水やり : 断水
冬水やり : 少な目
耐寒性 : -5°C程度まで
3.オキザリス モノフィラ
Oxalis monophylla / Offset / White flower
オキザリス、いわゆるカタバミと同属のケープバルブ。
成長速度も早く初心者向け。
南アフリカケープタウン原産で低い木と小石のある丘陵地帯に自生している。
葉が3枚に分かれず1枚になった種。
葉柄もごく短く、地面から直接1枚の葉が生えているよう。
このような丸葉だけではなく、細葉タイプもある。
花色は白か淡い赤紫。
この株は白花。
花の時期は10月〜11月頃。
種小名のmonophyllaはmono-は1 を表す接頭語。
phyllaは葉で「1枚の葉」という意味。
基本1本の茎から3枚の小葉をつけるオキザリス。
本種は1本の茎から1枚だけ葉をつけるので、そのままの意味。
[以下エリオクエスト販売ページより]
【成長期 : 秋〜冬の育て方】
▽置き場所
晴れの日:屋外・ベランダ
0℃以下の場合:室内・屋内
雨・雪・霜の当たらない場所
▽お水のあげ方
土の表面が完全に乾いて白くなったら、鉢底からお水が出るまでたっぷりあげます
※0℃以下の日は凍る可能性があるので少な目にします
▽耐寒性 : 0°程度
【休眠期 : 春〜夏の育て方】
▽置き場所 : 風通しの良い日陰に置きます
▽お水のあげ方 : 断水
真夏にお水を上げると、地熱の上昇で水がお湯に変わるのであげないでください
▽耐暖性 : 40°程度
4.ラケナリア ピグマエア
Lachenalia pygmaea / Seeding / Rooiberg Kamieskroon / Sown 2019
小さな花を輪のようにつけ、まるでリースの様に咲くラケナリア。
以前はPolyxena(ポリキセナ属)に分類されていた本種。(旧名 Polyxena pygmaea)
こちらも育てやすく初心者向けの品種。
原産地は南アフリカの西ケープ地方。
これはRooiberg Kamieskroon産。
去年の福袋にもラケナリア入ってましたが、そちらは花茎を長く伸ばして咲くタイプばかり。
本種は葉と葉の間に花をつけるタイプ。
花は白や薄いモーヴ色。花付きがよく丈夫。
花はアーモンドのようないい香り。強香。
開花時期は10月〜11月頃。
種小名のpygmaeaは「矮性の」「ごく小さな」という意味。
[以下エリオクエスト販売ページより]
生育期 : 冬型
夏日照 : 日蔭
冬日照 : 日なた
夏水やり : 断水
冬水やり : 少な目
耐寒性 : 0°C程度まで
耐暑性 : 15°C程度まで
撮影日:2023/02/23
実はこの株結実してました。
届いたときは葉の間に埋まるようについてた実。
1ヶ月ちょっとでかなり伸びてきてます。
このまま種取れたら嬉しい。
5.マッソニア デプレッサ
Massonia depressa / Seeding / Sown 2020
開いた本のような2枚の葉を持つ球根植物。
リーフスパンは約30cm。個体によっては葉にまだら模様が入るものもある。
花の付け根にくぼみができてゼリー状の蜜がたまる。この蜜でネズミの仲間を誘い受粉が行われるという。
日当りを好み、自生地は砂地などのとても排水の良い場所。
マッソニア、気になってたやつです。
まだまだ小さい株ですが、かなり大きくなるみたい。
イソギンチャクみたいなお花も見てみたいし、成長が楽しみ。
種小名のdepressaは「扁平な」「押しつぶされた」という意味。
今は葉が起き上がってますが、成長すると葉が地面について扁平な葉姿になるのでそこからかな。
[以下エリオクエスト販売ページより]
【成長期 : 秋〜冬の育て方】
▽置き場所
晴れの日:屋外・ベランダ
0℃以下の場合:室内・屋内
雨・雪・霜の当たらない場所
▽お水のあげ方
土の表面が完全に乾いて白くなったら、鉢底からお水が出るまでたっぷりあげます。
※0℃以下の日は凍る可能性があるので少な目にします
▽耐寒性 : 0°程度
【休眠期 : 春〜夏の育て方】
▽置き場所
風通しの良い日陰に置きます。
▽お水のあげ方 : 断水
真夏にお水を上げると、地熱の上昇で水がお湯に変わるのであげないでください
▽耐暖性 : 40°程度
6.オーニソガラムsp.
Ornithogalum sp. / Offset / KangoRiver
オーニソガラム不明種。
分類されてないオーニソガラムの何か。
南アフリカ KangoRiver産のオーニソガラム。
冬に成長しますが、環境によっては常緑で。休眠期には葉を枯らして玉葱の部分だけが残る。
小さなタマネギたくさん。
ネギのような葉っぱはしっかり肉厚。
すごいかわいいです、このコ。
ぽこぽこ増える系オーニソガラム持ってなかったのですごく嬉しい。
[以下エリオクエスト販売ページより]
【成長期 : 秋〜冬の育て方】
▽置き場所
屋外・室内
雨・雪・霜の当たらない場所
▽お水のあげ方 : 3日に1回程度
土の表面が完全に乾いたら、鉢底からお水が出るまであげてください。
▽耐寒性 : 0°程度
【休眠期 : 春〜夏の育て方】
▽置き場所
風通しの良い日陰。
雨の当たらない場所。
▽お水のあげ方 : 断水
※40℃を超える真夏日にお水を上げると、水がお湯に変わり球根が煮えてしまいます。
▽耐暖性 : 40°程度
7.エリオスペルマム ドレゲイ
Eriospermum dregei / Seeding / Type-ES / Sown 2016
南アフリカ 東ケープ州のGrahamstown(グラハムズタウン)近郊の草原地帯に自生。
草丈は7〜8cmほど。手に入りやすい種で栽培は容易。ハート型の葉から毛の生えた鹿の角のような付属器が出る。砂岩と花崗岩からなる土壌の中に生える。8月下旬ごろには休眠が明ける。栽培は容易。
と、手持ちの本からそのまま転載。
栽培は容易と2回も書いてあるので育てやすいのでしょう。
ふわふわのエリオスペルマム。
これ、すごく欲しかったやつです。
かなり立派な株。写真は枯れかけてますが。
[ ※…以下福袋ネタバレから脱線します…※]
↑の撮影日は到着から2日後の2023/01/18
トップ画の撮影日は到着直後の2023/01/16
見比べていただけるとわかると思うのですが、届いた時は元気な状態でした。
枯れはじめたので慌てて写真撮りました。
とりあえず掘り起こしてみましたが特に異常なし。
エリオクエストさんに相談したところ
環境の変化で枯れただけで、イモが元気なら問題ないとのことでした。
再び埋めてしばらく様子をみます。
撮影日:2023/02/02
地上部枯れてから、半月。
無事に出てきてくれました。
撮影日:2023/02/15
地上部枯れてから約1ヶ月。
立派な葉(正確には付属器・エネーション)が出てきました。
撮影日:2023/02/23
付属器しっかり成長してます。
実は、昨年の福袋に入っていた同属の
エリオスペルマム パラドクスム。
パラドクスムも到着後数日で地上部が枯れてしまって。
こちらも掘り起こしたらイモに異常なし。
しばらく様子見してたら、1ヶ月後無事に地上部出てきました。
エリオスペルマム。
到着後、環境の変化で地上部枯れてしまっても
焦らず掘り起こしてみてイモが元気なら地上部ちゃんと出てきてくれます。
[ ※…脱線おわり…※ ]
8.エリオスペルマム アルキコルネ
Eriospermum alcicorne / Offset / Type-VDV
平らな葉から剣状に付属器が出てくるエリオスペルマム。
よく見ると付属器の表面には白い微毛がまばらに生えています。
開花時期は夏から秋頃。
種小名のalcicorneはエルク(ヘラジカ)の角のようなという意味。
[以下エリオクエスト販売ページより]
生育期 : 冬型
夏日照 : 日蔭
冬日照 : 日蔭
夏水やり : 断水
冬水やり : 少な目
耐寒性 : -5°C程度まで
今回の当たりはこの株。
副賞として50名に当たる品種で、金色のタグついてました。
開封してみて、まとめ
今回の福袋、全8鉢。
・アルブカ コンコルディアナ
・ラペイロージア シレノイデス
・オキザリス モノフィラ
・ラケナリア ピグマエア
・マッソニア デプレッサ
・オーニソガラムsp.
・エリオスペルマム ドレゲイ
・エリオスペルマム アルキコルネ
すべて冬型のケープバルブ。
アルブカ コンコルディアナ以外に手持ちと被りなしだし
エリオスペルマム2種も入ってたし
自分では買わない品種たくさん手に入って大満足な福袋でした。
ちなみに、こちらの福袋。
発売は1月1日〜で1月15日以降順次発送となっていました。
今年は12月の半ばくらいからエリオクエスト本店HPと、楽天とYahoo!ショッピングのエリオクエストで予約開始していたようなので、来年の購入を考えている方はご参考までに。
(わたしは12月の終わり頃に予約して、1月16日に届きました。)
当方、北海道在住なのですが
1月の厳冬期にも関わらず、輸送中のダメージもなく元気な状態で届いたことも書き添えておきます。
以上、ただでさえ長いのに途中脱線してさらに長くなりましたが
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回出会った植物たち、大切に育てたいと思います。
アタリもおめでとうございます🎯✨
これからの成長も、楽しみにしてます♪