ふと、私と植物との関わりの歴史について書きたくなったので…書いてみることにしました。
なお、タイトル画像はフリーのものです。
私のハンドルの由来
私は、名前に「花」という字が入っています。
4月生まれで、私が生まれた時に、庭のチューリップがきれいに咲いていたから…ということで、その名前がつきました。
だから、私はチューリップが大好きです。
私のアイコンであり、ハンドルである「はなずきん」は、1980年に開催された、大阪の花の万博のキャラクターです。
私は花博当時、大学の造園学科にいたので、勉強のために花博に行ったのですが…
花ずきんちゃんが可愛くて、グッズをたくさん買い込んで帰りました😄
私がインターネットでホームページを持った20年近く前に、ハンドルとして使いたいと思い、それからずっと使い続けています。
(今はホームページはありませんが、ブログはあります…最近更新していませんが)
ちなみにこの「花ずきんちゃん」(正式にはこう表記します。私のハンドルはひらがなですが。)のアイコン、花博協会に許可を得て使っています。
(03花記協事第125号)
うちには協会からいただいた、花ずきんちゃんの設定資料集みたいなものもあります(笑)
写真は、その資料からです。
植物に興味を持つようになったのは…
でも、子供の頃はすごく植物が好きというわけでもありませんでした。
植物に強く関心を持つようになったのは、大学で農学部に入ってからでしょうか。
でも、私の大学受験の時の第一志望は、化学系の学部でした。
理系に行きたかったけれど数学が苦手だったので、数学が受験科目にないところを選んだら、農学部になったという…そんなにたいした動機ではありません。
農学部でも第一志望は化学系だったのですが、そちらは落ちて、第二志望の造園学科に受かったのでそちらに入りました。
なんで第二志望に造園学科を選んだかというと、私は絵(といっても漫画系のイラストですが)を描くのが好きだったので、製図の授業がやってみたかったのですね…。
私はインテリアが好きなので、建築学科にも興味があったのですが、数学必須なのであきらめたからという経緯もありました。
だから、農学部に入った当初から、すごく植物のことが好きだったわけではありません。
でも大学では植物に触れる機会も多く、公園や庭の設計などの授業もあったので、植物にだんだん興味がわいてきました。
大学時代には自分で観葉植物を購入して、部屋に置いていました。
ベンジャミンの木立仕立てのものがかわいくて…大切にしていました。写真は当時育てていたものです。部屋の家具が昭和って感じですね😅
切り花のアレンジなどにもだいぶ関心が出てきていましたね。
私は3歳から結婚して引っ越すまでずっと東京葛飾区に住んでいて、庭もなく、そんなに自然豊富な環境ではありませんでした。
でも大学のサークルの人たちとキャンプに行ったりする機会もあって、自然そのものもすごく好きになりました。
最近は行っていませんが、キャンプが好きだったり、ここ数年は山登りしていたりとわりとアウトドア派です。
こちらも私が持っていた、ドラセナマッサンゲアナ。
写真が暗すぎてよくわかりませんが😅
部屋の窓際に置いていました。
これはアレカヤシ…
テレビの上にありました。
テレビが古っ!!😅
就職先は観葉植物のリース会社
そして、大学を出て就職する時に選んだのは「観葉植物のリース会社」でした。
お花屋さんもいいなと思って、受かったところもあったのですが、仕事がかなりきつそうだったので、あきらめたのです。
大好きな観葉植物の会社、でしたが…
観葉植物は、室内に置きっぱなしでいい状態に保つのはなかなか大変です。
リース先はだいたいが店舗で、定期的に交換しに行くのですが(交換そのものは私の仕事ではありませんでしたが)、ぐったりして枯れた植物を引き取ることも多く…かわいそうだなとよく感じていました。好きなものだからこそ、仕事にするのは難しいんだなと思ったものです。
でも、会社の近くにとても素敵なお花屋さんがあったので、私はいつもそこで花を一輪だけ買って、会社のデスクに飾っていました。
この会社は、組織がなんだかいい加減で…、
出社拒否気味の、毎日のように失踪する上司がいない言い訳をお客さんにする…みたいな仕事が多く、こんな会社にいてもしょうがないのでは?と…、1年半でやめました。
自分の部屋に置いていた観葉植物も、案外メンテナンスがうまくいかなくて…
結局、数年でダメになってしまいました。
室内で植物を育てるのは難しいんだな~と痛感したのがこのころです。観葉植物の見た目は今も好きですが、自分の家には全く置いていません。
そのあとは、まったく違う方面の会社の事務に就職しました。
そのころ結婚して賃貸のマンションに住んでいたのですが、ベランダも狭かったし、しばらくは植物には縁がありませんでした。
花は好きだったのですが、常にお花を部屋に飾るほどの経済的な余裕はなくて。
でも、人に花束をあげるのは好きで…人に花をあげる機会があれば、自分で花屋さんにこういうイメージで、と言って作ってもらっていました。
昔はセンスのいいお花屋さんが少なかったので、わざわざ前の会社の近くのお花屋さんまで行って買うこともありましたね。
※写真はフリー素材です。私の家ではありません😅
庭付き一戸建てを購入
私に転機が訪れたのは、子供が生まれて家を買うことになった時でした。
実家は葛飾区にあり、狭小な土地に家が建っていたので、庭などなく…ドアの前に少しだけ植木鉢が置いてあっただけなので、庭のある家は憧れでした。
家を買うなら、絶対お庭が欲しいと思い…東京ではわりと土地の安い、多摩地方のほうに家を買うことにしたのです。
そんなに広い庭ではありませんでしたが、外構工事を頼むと高いですから、最初は自分でレンガで花壇を作ったりしました。元駐車場に建った家なので、土がガチガチでまったくシャベルが入らず、たまたま近くで工事をしていた人に頼んで、小さいショベルカーで掘り返してもらったりしました(笑)
しかしこの時は子供も小さく、できることも限られていて、もうちょっとなんとかしたいと思っていたところ…読売新聞で配っているガーデニング冊子の「お庭改造企画」に応募したら当選したのです。
なので、業者さんに入ってもらい、低予算でお庭改造をしてもらえることになりました。
シンボルツリーを植え、花壇にはブルーベリーとかローズマリーを植え…その前にはレンガの小道を作り。その時あった、今より狭いウッドデッキのトレリスにからませて、ぶどうの巨峰を植えました。
玄関へのアプローチには、枕木を敷いて、グランドカバープランツを植えてもらいました。
写真は、お庭改造直後のものです。
まだキレイですよね(笑)
この状態が維持できればよかったんですけど💦
左のレンガの花壇は、お庭改造の前にDIYで作ったもので、それはそのまま生かしました。
ウッドデッキも、キットを主人が組み立てたもので、前からありました。
花壇の奥の方に植わっている小さなローズマリーは、この後、どんどん巨大化して、切っても切っても伸び、花壇の半分くらいを占めるようになってしまいました…
うちのアプローチにいるセダムたちは、当初はこの庭のほうに植えてあったようです…
この名残が、picでも紹介した、メキシコマンネングサと、謎のセダムです。
あとミント系の何かも生き残っています。
憧れの庭も、結局メンテナンスできず…
お庭改造、出来上がった当初はもちろん満足していたのですが…、
維持が簡単なように作ってもらったはずだったのですが、実際はなかなかそうもいかず。
防草シートを敷いたところも数年しか効果はなく、雑草はどんどん生えてくるわ、ローズマリーが巨大になりすぎて他の植物を圧迫するわ…巨峰は勝手に伸びて実がなってくれたのはいいのですが、夏はめっちゃ毛虫がつくし…、袋をかけないと鳥につつかれるし、で。
うちは当時はまだ小さい子供が3人いたので、とても庭のメンテナンスなどできなくて放置状態に。
なんかもう、植物を育てるのはいいかも~と思い…、
8年前に家をリフォームした時に、花壇の部分をつぶして、全面的にウッドデッキにしてしまったのです。
写真は現在のウッドデッキの様子です。
これで雑草抜きの仕事も減って、あ~よかった、と思っていて…しばらく、植物を育てることには縁がありませんでした。
正確に言うと、数年前に実家から鉢を引き取ることになり、梅の盆栽的なものがちょっとだけ置いてあったのですが…それも昨夏の暑さでやられてしまい、枯れてしまったようです。
植物は好きだけど、育てるのは私には無理かも…
もう園芸をやることはないだろうと思っていました。
後編に続きます!