山梔子(くちなし・さんしし)を発芽させて香りを愛でたい(2021.11.29～) 初夏の公園で良い匂いさせてたあの花を、手元に置くために盆栽したいっΨ(￣∇￣)Ψ 染飯や栗きんとんを作りたい☆(゜ρ゜) 【種まき用土の配合】 赤玉土　　　　　　4 鹿沼土　　　　　　3 ピートモス　　　　1 バーミキュライト　1 腐葉土　　　　　　1 フルボ酸　5g/L(腐葉土とよく混ぜましょう) バーミキュライト　適量(種の上に被せる土) 【使用容器】 カップ麺の容器２個 ※メネデール100倍希釈水使用 (2023.3.31)病虫対策にベニカXガード粒剤(バチルス菌)を使用 ↓　↓　↓ New(2023.5.15) 一年後、盆栽向けに鉢上げしました。 【盆栽用の土配合】 赤玉土　　　6 桐生砂　　　3 もみ殻燻炭　1 元肥にマグアンプK　各2g×5鉢分(計10g相当) ２号ポット使用 (植え替え後は根っこが安定するまでは日陰、水やりは底面給水)

(2021.12.1)浸水＆防カビ処理

嬉しいなぁ。
ついに憧れのクチナシをこの手で育てる事ができる日がきた。
いっそのこと盆栽にしてしまいたいなぁ(*｀艸´)

生の実は手で簡単に剥ける。

黄色い色が指先に付くのが嫌なので、あらかじめビニール手袋を使ったけど、後で外して見たら、指先まっ黄色だった。
…意味なっ(;´A｀)

とりあえず生の種２個を分解して、種をお茶パックに入れ、流水でよーく揉み洗いしてみました。

生なのに黄色い染料すごいわ…
乾燥ものはもっと濃かったけどね(;´A｀)

バラの種で覚えた防カビ処理。
過酸化水素水(オキシドール)20mlに水220mlほどを混ぜて一晩浸け置き。

これで次の低温湿潤処理(冷蔵庫長期保存)中に雑菌が繁殖するのを防げるらしい。

このやり方があってるかはわからない。
バラの時のみ有効だったら、勘弁です(ヽ´ω`)

(2021.12.10)低温湿潤処理

相も変わらず、めんどくさがりなおかげで、オキシ希釈水の浸漬から９日経っておりました。

ただいま現世、さようなら竜宮城(　´Α｀)

店売りしてる乾燥のクチナシの実の種はペラっペラだった。
こっちの生の実の種も同じくらいペラっペラだ。
とても胚芽が生きてるようには見えなくて、不安。

でもLED電灯に透かして見ると、小さい胚軸のようなものがそれぞれの種に見えるから、メネデール希釈水に浸けてジップロック袋にわずかな空気と期待も混入させて閉じ込めます。
行ってこい、自作パンドラ袋(透明)

現在は充分に冬の気候だけど、芽の出てない鉢植えに毎日水をやる忍耐は私にはないし、他の植物の鉢に一緒に埋めるのもまだ精神的な抵抗があるので、冷蔵庫の中で震えてもらいます。
安定した湿度と発芽のために。
ばいば～い(´▽｀)

(2022.3.17)気温19度、晴れ

長い沈黙を破り、ついに土作りを始めた。

そしてメルカリで手に入れた生の種と、
エスビーの『くちなしの実』から取り出して低温湿潤処理してた種、
それぞれ撒くことにしました。

生の種。
普通？ペラペラで薄い。

エスビーの種。

種自体は大きくて分厚めなんだけど、こりゃカビてるな全体的に…(。´Д⊂)

エスビーからしたら、そんなことさせるために実を売ってた訳じゃないのに、勝手に種まきされても困るわな( ﾟДﾟ)

土の配合

赤玉土　　　　　　４
鹿沼土　　　　　　３
ピートモス　　　　１
バーミキュライト　１
腐葉土　　　　　　１

フルボ酸　５g/L(腐葉土と混ぜて)

☆クチナシは弱酸性土が好きなようなので鹿沼土やピートモス、フルボ酸を入れ混みました。

大きい器に生のくちなしの種73粒、
小さい器にエスビーの乾燥してた種たくさん(数えるの面倒臭くなった)

最後にバーミキュライト適量を被せる。
メネデール希釈水を霧吹きで、優～しく吹いてびしょ濡れにしました。
霧吹きが久しぶりで腕が疲れました。

(2022.4.25)気温25度、晴れ

長い沈黙を破り報告に参りました。
縁が丸っこい容器(上)がエスビーの『くちなしの実』
そうじゃない方(下)がメルカリで購入した生の実から取り出した種

生の実から取り出した種だけ発芽しとりました！
４つほど発芽確認。

本当に芽が出てくると感動しますね。
一度たっぷり水つけただけで、ここ三週間ぐらい放置気味だったので、乾燥して枯れてしまったのかなと思ってました。
無精でもなんとか発芽できて嬉しいです。

(2022.4.28)気温22度、曇り

発芽は６つになりました。

健気でいじらしいですね。


エスビーの『くちなしの実』からはひとつも発芽しないので、やはり死滅しているのでしょう。
いずれ処分してあげなければなりません( ´_ゝ`)

(2023年3月30日)気温20度、晴れ

約１年ぶりの写真。
73粒撒いて6粒しか発芽しませんでした(内、ひとつ枯れました)。
盆栽に仕立てて机の上で花や香りを愛でたいので、もう少し大きくなったらマグカップや湯飲みを改造した盆栽鉢に移植したいなと思ってます。

(2023.3.31)気温19度、晴れ

そろそろ虫と病気が心配になってきたので、『ベニカXガード粒剤』を2.25g撒布。
予防と初期症状の殺菌殺虫効果が認められ、バチルス菌が根っこへ働いて健やかな成長を促してくれるそうです。
本当ならすごい。

(2023.5.15)晴れ

今まで鹿沼土代用して盆栽用土を配合しようとしていましたが、やはり桐生砂のような排水性は無理そうなので、買いました。

一年間育苗トレー(カップ麺の容器)で育てていた実生クチナシを根っこから優しく掘り返しました。
盆栽用の土配合は、
赤玉土　　　6
桐生砂　　　3
もみ殻燻炭　1
元肥にマグアンプK　各2g×5鉢分(計10g相当)

抜いた苗は植え付ける前、だいたい一時間くらい、このようにメネデール希釈水に浸して置きます。

掘り起こした根には、今まで植わっていた土の腐葉土が絡まっていたので、可能な限り取り除き…

輪っかを作り…

弛いコマ結びのようにまとめます。こうすると、数年後にはかっこいい根元が形成されるようです。(でもとても心が傷みました)

根と茎(幹)の境あたりに結びがくるように、曲をつけます。

みんな結ばれました。

根っこを避け、幹になる茎全体に、盆栽用の針金(1mm太)を巻き付けて苗のうちから曲げて形を作りました。(針金を巻いている間、茎を潰したんじゃないか、折るのではないかとハラハラしながらやってました)

(2023.5.16)様子見

昨夜、底面給水から水揚げしたばかりなので、とうぶんは表面の土が乾くまでは水与えません。
日陰で風通しの良さげなところに二週間？三週間？ほど根づくまで静置し、様子見に徹します。

(2023.5.17)気温26度、晴れ

念のため、抗菌防虫として『ベニカXガード粒剤』を各鉢に0.3gずつ散布しました。