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上から葉を見ますと放射状に綺麗な形をしていて、お部屋のインテリアにも最適です。寄せ植えなどにもよく使用され、ほかの植物と一緒に植えても、可愛いアクセントになり、手軽に増やすことができます。ここでは、そんなベルムの育て方をみていきましょう。
ベルムは、日陰になっている場所では大きく育たないので、1年中良く日が当たる場所で育ててあげるのが最適です。そのため、お部屋の日が当たる窓際や、ベランダなどがいいでしょう。
ベルムを大きく育てたいのであれば、日の当たる庭などで育てるのも良いです。風通しが良く、高温多湿にならない環境にして下さい。
ベルムを鉢植えで育てているのであれば、春~秋の季節は用土が乾いたら、お水を与えるようにして下さい。夏と冬の季節は、用土が乾燥している状態がいいでしょう。
ベルムは、肥料を与えると良く育つので、2ヶ月に1回ぐらいの間隔で、追肥として化成肥料をあげます。
植え替えなどには、発酵している肥料であるぼかし肥料を使用すると、用土が微生物に分解され、有機肥料として使用するのに最適です。
ベルムを育てるときは、多肉植物用の培養土を用いても大丈夫ですが、自分で用土を配合したい場合は、鹿沼土小粒2・赤玉土小粒2・ピートモス2・川砂2・燻炭2、で混ぜ合わせて作る方法もいいでしょう。
ベルムの植え付けや植え替え時期は、真夏と真冬の季節は適していないので、この時期はやらないようにして下さい。1~2年に1回程度の間隔で、植え替えをしてあげましょう。
ベルムの増やし方には、「葉挿し」という方法があります。葉を1枚ちぎり取り、日陰の風通しがいい場所に置いておきますと、約1ヶ月間で根が出てきます。根が出てきた状態を確認しましたら、乾燥している用土に挿しておくと成長してきます。
害虫としてはカイガラムシがつき、葉表面より樹液を吸ってベルムを弱らせてしまいます。また、夜盗虫もついて、新芽を食べてしまいます。
これらの害虫を駆除をするためには、数が少ない場合はティッシュや歯ブラシなどで、優しく拭いて落としてあげます。いっぱいついているのであれば、専用の殺虫剤を使用してください。
水をベルムの上より注ぎますと、葉に水滴が残っている状態になります。溜まった水がレンズになって、葉が焼けてしまうことがありますので注意が必要です。乾燥に強い品種ですが、水の与え方に気を付けて下さい。
1つだけあるベルムでも充分存在感はありますが、ほかの植物と組み合わせたくなる多肉植物です。鉢植えで小さいサイズで鑑賞してもいいですし、庭などに植えて大きいサイズにしても、ピンクの花を咲かせますので綺麗です。
※トップ画像はなごこさん@GreenSnap
GreenSnap編集部